休憩後の出発です。
豪商、「魚屋」を改修してできた「たつの市立室津民俗館」です。
海産物問屋として富をなした豪商、「魚屋」の建物。
本陣・肥後屋と対面する位置にあり、脇本陣としても使用されたといわれる。
昭和63年県の重要文化財に指定。
展示物は江戸時代の古地図をはじめ魚屋関係資料、革細工、雛人形などがある。
外庭にはしだれ梅の白がわずかにに残っておりました。
本陣跡 → 肥前屋
どこにでもある「忠魂碑」
巨岩
この巨岩は、豊臣秀吉が大阪城を築いた石垣に使用するため、西国の大名が運ぶ途中たまたま「室の泊」で海中に落としたものと言い伝えられる。
昭和47年、室津漁港修築工事の際に引き上げられ、現在地に置かれました。
途中の瀬戸内海風景
(波もなく春の海という感じです。)
常夜燈
賀茂神社
京都の上賀茂神社と同じ祭神・賀茂別留神を祀る神社。
1180年、高倉上皇や平清盛が厳島詣での折、この地に立ち寄り、神前に祈願した際、古びた5・6棟の社殿が立ち並んでいたと「高倉院厳島幸記」に記されています。
岬のうっそうとした森につつまれた5棟の社殿は流造り、桧皮葺きで、それを囲む回廊と唐門と共に国指定重要文化財。
伊勢神宮を思わせるような古風な神社です、立派なものです。
唐門脇のソテツ群は。県指定文化財→ 昭和39年指定
海堀の井戸 → 法然上人が貝で掘ったと伝えられる
室津に滞在中の法然上人が飲み水に困っている室津の人々のために、海辺の貝で掘ったと言い伝えが今も
残っている淡水の井戸です。
万葉歌碑 → 山部赤人
漁港に戻り、車で移動し、「世界の梅公園」に行きました。
梅は時期が過ぎていましたが、数名の見学者もいました。
わずかに残っているのが台湾の紅梅、しだれ梅くらいのものでした。
菜の花園にも行きました → 田んぼを利用した広大なものです。
帰路の電車の時間が気になりましたが、「相生駅」まで車で帰ってきました。
駅前の「相生」のマンホールの蓋です。
そして、室津の旅もここで終了です。
運転して貰ったSさん有り難うございました。
皆さんお疲れ様でした、楽しかったたつの市「室津」の旅でした。
16:59発の「広島」行きのJRの乗客の人となりました。