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2016優秀神楽発表大会に行く~!

2016-11-13 12:06:53 | 神楽
 2016近県選抜優秀神楽発表大会に行く!
 2016 11/12(土) 
 千代田運動公園総合体育館  12:30開演~
 
 今年も各大会で優勝した神楽団の発表大会が行われ、主人と主人の姉と3人で鑑賞です。
 神楽の集大成です。

 プログラムに沿っていよいよ始まりです。
 大会役員のご挨拶から始まりです。
 神楽舞太郎のイメージキャラクターの紹介も。

 


 1、神降ろし 八重西神楽団 (北広島町寺原)

  神楽殿の四方、八方を祓い清めて、天神、地祇の降臨を願う意味の舞です。

 


  2、天の岩戸 筏津神楽団 (北広島町筏津)

  須佐之男命の悪行に悩まされ、天照大神は岩戸の中にお隠れになり、世の中が真っ暗になりました。
  そこで、天児屋根命を始め、八百万の神々が協議の上、岩戸の前で鈿女命が賑やかに舞うと、中から大神が少し覗かれた所を力持ちの神、手力雄命が岩戸を押し開き、再び世の中が明るくなると言う物語です。

 (旧舞らしくない、激しい動きの舞でした)

 


 


 


 


 


 3、滝夜叉姫 原田神楽団 (安芸高田市高宮)
  天慶の乱で命を落とした平将門の娘、五月姫は父の無念を晴らすため、貴船の社へ願を懸け妖術を授かり、名を滝夜叉姫と改めます。
  滝夜叉姫は数多の手下を従えて相馬の城へ立てこもり、朝廷に背いていましたが、勅命を  受けた大宅中将光圀の陰陽の霊術によって成敗されると言う物語です。

  (衣装も良く、厳しく舞っていました、練習の成果が表れています)

 

  




 


 


 


 4、土蜘蛛 八重西神楽団 (北広島町寺原)
  大和の国を一望する葛城山に棲みつき、天下を攪乱しようとする土蜘蛛の精魂が、都の守
  源頼光へ忍びよります。
  時に頼光は病に伏し、頼光の美しい侍女・胡蝶が典薬の守から薬を持ち帰るところを、土蜘蛛の精魂は襲います。
  頼光に正体を見破られ、伝家の宝刀「膝丸」で太刀浴びた土蜘蛛の精魂は葛城山へと逃げ帰ります。
  四天王は、葛城山へ向かい精魂の妖術に立ち向かい、壮絶な戦いの果てに成敗すると言う物語です。

  (土蜘蛛の精魂が、胡蝶を取り食らうところは見どころです)

 


 


 


 


 


 5、筑波山 西宗神楽団 (北広島町西宗)
  平安時代中期、藤原秀郷、平貞盛に討たれた平将門に仕えていた女が、主を討たれた後、
  その仇を討たんと筑波山に籠り修行を重ね、千変万化の妖術を取得し、鬼女となって近郷
  を荒らしていました。
  藤原秀郷は都から平貞盛を呼び出し、鬼女征伐を謀りますが、鬼女は二荒神に仕える女に
  化装し、女は毒酒を神酒と偽り秀郷と貞盛に勧めそれを飲み倒れた一人を襲います。
  神徳の前に術破れ筑波山に逃げ帰りますが、めでたく鬼女を成敗すると言う物語です。

  (あまり見た事のない、初めて見る神楽でした)

 


 


 


 


 


 6、塵倫 津波神楽団 (安芸太田町津波)
  翼を持ち、天空を自在に駆け巡る塵倫という鬼が異国から攻めて来た時、仲哀天皇(帯中津彦命)が神変不思議の弓矢を持ってこの大悪鬼を打ち取ったという物語です。

 (神の息の合った見ごとな舞、雲の上を飛ぶシーンはみどころです)

 














 7、安達ケ原 大塚神楽団 (北広島町大塚)
   諸国巡礼の旅に出た熊野那智の山伏、東光坊祐慶とその一行は陸奥の国安達ケ原で、老婆の住む粗末な小屋に一夜の宿を刈ります。
   老婆は「留守中、決して私の寝床を覗かないでください」と頼み、山伏たちの薪を取りに出かけます。
   しかし寝床の中が気になる山伏は、ついに寝床を覗きますが、そこには大量の死体が積み上げられていました。
   正体を知られたと悟った老婆は鬼女となり迫ってきます。
   山伏は法力によって鬼女を調伏し、鬼女は己の姿に恥じ入りながら去っていくと言う物語です。

  (初めて見たような神楽です、老婆の舞は見事です。只、太鼓の上に上がって舞うのは如何なものかと・・・
   と思うのですが、子供の頃の舞は太鼓の上に上がったり、天蓋にぶら下がったりしていましたが。)

 


  
  


 


 


 


 


 15分間の休憩がありましたが、今回は新しい初めて見る様な演目が多かったです。
 後3演目残して、午後7時を過ぎていて、主人が例によって帰ろうと言い出して、主人の姉はまだ見たかったようですが、2階席でみていたのですが、長時間座ったままの姿勢は辛いものがあります。
 寒くにもなりましたので、思い腰を上げたのです。
 今回は、旧舞が津波神楽団だけでしたので、旧舞の太鼓の音も少しもの足りないものを感じながら、神楽を堪能したのでした。