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あさきた神楽公演(6)

2017-10-15 21:46:16 | 神楽
  あさきた神楽公演(第6回公演)に行く!
  10/15(日)
  安佐北区民文化センター 12:30 開演
  
 出演  亀山神楽団
 演目  源頼政鵺退治(赤蔵ヶ池)
     葛城山

 
 


  亀山神楽団 

  昭和47年に神楽経験者数名が集まり、亀山地区で同好会を作って活動が始まりました。
  昭和61年には、現在の「亀山神楽団」と改め、10数名で活動しています。
  演目は、矢上系六調子(ヤガミケイ六調子)旧舞と阿須那系八調子(アズナケイ八調子)
  新舞で構成しています。  「八岐大蛇」「塵倫」「悪孤伝」「滝夜叉姫」「茨木」
  などが代表的な演目です。
  郷土芸能の保存と発展のため、この神楽を次世代に継承して行くことが目標です。

  1、源頼政鵺退治(赤蔵ヶ池)

   平安時代の終わり頃、武家の棟梁である清和源氏は嫡流である頼政より、傍流の
   源頼信の子
   子孫へと時代は流れ、平治の乱において平家のものとなっていました。
   そのことを悲しみ、伊予の国で隠棲の身となっていた頼政の母・八重桐は常に我が子
   ・頼政の武勲を祈り、山中赤蔵ヶ池へと通いました。
   その池には、化生のものが住まい、八重桐は頼政の武勲を挙げる事が出来るなら、自ら
   が鵺となり命を捧げることを約束します。
   鵺となった八重桐は頼政に立ち合いの末、我が身を梶矢で打ち取らせます。
   その鵺こそが母であった事に気付いた頼政は母の深き愛を思い、再び源氏の白旗を揚げ
   ることを誓うと言う物語です。

 


 


 


 


 


 


 


 


 
 


 


 


 2、葛城山
  大和の国、葛城山に住みつき天下を攪乱させようと狙っている土蜘蛛の精魂が、頼光の
  侍女、胡蝶に成りすまし、典薬の神の御薬と偽り病気の源頼光に毒薬を盛って差しだし、
  ついに念願を果たしたとばかりに襲い掛かるが、逆に頼光に伝家の宝刀(膝丸の剣)で
  一太刀浴びせられ、正体見破られ葛城山へと逃げ帰る。
  頼光は我が身を宝刀、膝丸の剣を「蜘蛛切丸」と改め、四天王の占部季武・碓井貞光に
  授け土蜘蛛征伐のため、葛城山へと向かわせます。
  四天王は、土蜘蛛の妖術を蜘蛛切丸で切り祓い、激闘の末、土蜘蛛を退治する。

 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 源頼政鵺退治、葛城山と2演目でしたが、大熱演でした。
 鵺退治の方は、他の神楽団と少し物語が違うようでした。
 母の子に対する愛が良くあらわされていました。
 葛城山は正統派でシンプルに仕上げていましたが、観客席から声が架かるほどの大熱演です
 奏楽も意気が上がっていました!!
 雨で、足元も悪い中、大勢の神楽フアンでした。
 私の友人も来ていました。
 帰りも雨ですっかり身体も冷えて寒かったですが、堪能しました。