まだ残暑が厳しい、雷雨があると言われているがなかなか雨が降らない、水がめが心配である。
さて、福島第一原発処理水の海洋放出が迫ってきた。報道によると明後日24日にも放出開始すると決定した、いよいよという感じである。
毀誉褒貶あるので、多分、反対する人たちのデモもあるのだろう。溜まり続ける処理水、ところ狭しと林立する貯水タンク。このままで良い訳はない。
この水、元はと言えは巨大地震と巨大津波の被害を受けた福島第一原発の放射性物質を含む冷却水である。さらに沸水など混ざり溜まり続けているもの。
放射性物質のトリチウムは「三重水素」とも呼ばれているもので、自然界に存在し、人間の体内にも微量ながら存在している。濃度が低く適切に管理されていれば生物にはリスクは低いと言われている。
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とは言え処理水には他の放射性物質も含まれいるので、放出に当たってはトリチウム以外の放射性物質の濃度を国の基準を下回る濃度にまで薄めて処理し、時間をかけて薄めて沖合い1㌔先にある放出口から海へ放出される。
放射性物質がどのように魚介類に影響を及ぼすか、以前から放射性物質を含む処理水を使ったヒラメの飼育実験が行なわれていた。(2022/10/17)
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こちらアワビも(2023/02/17)
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ヒラメもアワビもまだ人の口に入れるところまでは行ってなかったようだが、岸田首相の食べている画像でも出れば風評被害の払拭にかなり役立ったかもしれない。
24日の海洋放出については、早速大陸の国が何やかやとイチャモンをつけるだろう。不動産バブル崩壊でそんな余裕あるのかな。
そして、彼らはそんなに安全であれば工業用水や農業用水に使えば良いとほざいている。工業用水や農業用水と言ったって、最終的には川や海に放出されるので結局は同じこと。
彼らは太平洋も自分たちの庭のように思っているので上から目線で、あーだこーだ言っているだけ、福島の沖合いに放出すれば彼らの漁船は漁に来なくなるのでそれはそれで好都合、絶対来ないでほしい。日本の漁獲量が増えて嬉しい。
福島の方々が一番心配されているのは、風評被害だろう、頭で安全とわかっていても心、気持ちが安心しないので、不安と言っている。確かにそうだが、自分たちがそう言ったら皆そう思うのは必定、なので粛々と海洋放出を進めれば良いと思う。
今後は安全=安心の消費者の気持ちをどう醸成していくか、キッシーの本気度が試されている。
内閣が吹っ飛んでも良いぐらい腹を括れるか、ここは本気度と覚悟の見せどころ、ヘタレないで言葉通り最後までやり通してほしい。
今日も良い一日を・・・
備考:画像は「©いらすとや」さんで、