畑作と酪農の患者さんが、今朝、起きると腰が痛くベットから出るのに一苦労しながら何とか朝の仕事を済ませたが、前屈みで者を拾う姿勢では何とか出来るが、腰を伸ばす時が痛くて出来なくなったそうです。
検査のをしてみるが上位腰椎と胸椎の移行部には原因らしきは見当たらず、腰仙関節に問題があるようでしたので、仰臥位で術者の片方の手に仙骨が乗るようにして指先で腰仙関節に触れ、もう片方の手で腰椎の安定を確保します。
施術は仙骨が前方へ動くタイミングで、ごく僅かな力で足方向へ引き、仙骨が後方に戻るタイミングで牽引を戻す運動を、抵抗感が無くなるまで5~6回ほど行います。 その後に座位で腰椎5番の回旋している方向への誇張法を行いました。
腰痛の原因は仙骨の上関節面と腰椎5番の下関節面の可動制限のではと判断し、腰仙関節に僅かな隙間を与えて可動制限を解除すると、痛みも消えていました。
施術終了後の痛みが起こった動きの再現をしてもらうが、無いようなので本日は終了で、明日以降に痛みが出てきたら電話を下さいと伝えて帰宅されました。