夏はパークゴルフ、冬はスキー場でアルバイトの元気な高齢者ですが、運動器の不調で年に何度かご来院頂いています方から「右足の足首を伸ばすと痛みが走るので診てほしい」との電話がありました。
来院して症状詳細を問診すると、腸脛靱帯部にも痛みがあると言われ、触診では座骨神経が通る梨状筋部に圧痛があり、筋肉の収縮が頻繁になり肥厚化で座骨神経が圧迫されての解剖学的変位が起こっての梨状筋症候群様末梢神経障害で、特に脛骨神経系に問題が起こっていて、足関節の底屈で痛みが生じていると判断をしました。
治療法は梨状筋付着部の起始部である仙骨と腸骨の関節を広げる様に解放させて梨状筋の収縮を和らげる操作と仙骨自体の運動性を高めるリリース操作を行いました。
治療終了後に痛みが起こる動作をしてもらうが、総ての痛みが消失していました。
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