開光塾 カアチャンのつぶやき

どうしたら子どもたちに力をつけていけるか、元気に育っていけるか。
愉快でパワーにあふれたみんなとの、楽しい記録です。

カタカナは、お笑いの世界

2019-09-15 09:38:31 | 子どもたち
カタカナの読めない子どもたち

英語の学習を始めるために、
ローマ字の復習をするのですが、
ひらがなの50音を覚えていない子どもたちが、とても増えています。

 な た さ か あ
 に ち し き い
 ぬ つ す く う
 ね て せ け え
 の と そ こ お


子どもによって様々ですが、
例えば、た行がどの位置にあるか、
見当がつきません

母音を横に読んで、
「あかさたな はまやらわ」
「いきしちに ひみいりい」
「うくすつぬ…」


・・・と読んでみせると、
みな一様に、びっくりした顔をすることに、
こちらがびっくり 

辞書をひく機会も少なくなるばかりなので、
困らないでしょうが、
日本語の大きな役割を知る者としては、
とても残念です

カタカナに至っては、読むこともできなくなっています。
国語の時間に音読をしてもらうとき、
カタカナに当たると、途端に詰まります。

読めないのですから、書けません。

社会科で外国の地理や歴史を勉強すると、
カタカナが必ず登場、
 問.「アメリカの首都はどこですか?」
 答.「ワツントン」
 塾長「ワントン、わつんとん?なんや、これ!」

」と「」の書きわけができないんですね~
その後もあちこちで続出。
「シカゴ」は「ツカゴ」、
「ミシシッピー川」は「ミツツッピー川」
「自動車の町デトロイト」をうまく読めなくて、「デカライト」…!

書いている本人は真面目にやっているものですから、
改めて自分の字を読んでみて、
「あれ?」・・・と、大笑い
全く、お笑いの世界です。

このお笑いは、塾を出る玄関口まで続きました。

『少年よ、タイツ(大志)を抱け!』
『本能寺のヘソ(変)』