開光塾 カアチャンのつぶやき

どうしたら子どもたちに力をつけていけるか、元気に育っていけるか。
愉快でパワーにあふれたみんなとの、楽しい記録です。

新しい仲間

2020-06-28 09:41:14 | 自然
カブトムシ誕生

小3の “カブトムシ博士 ”がいます。
彼女は、数年前に2匹のカブトムシのつがいに出会い、
それ以来毎年、
卵から孵化した幼虫を大事に育てているそうな。

この4月、
今年誕生した約50匹の幼虫のうち
5匹が塾にやってきました


カブトムシなんて、子どもの時以来です
喜びいさんで、子どもたちに報告をしました。
(喜んでくれるだろうな~と思いつつ・・・)
ところが、な・なんと、子どもたちの反応は、


『ええええええっ~、いやだあ、気持ち悪い~』
・・・・・・・・・・
     ガックリ



現代っ子たちの虫嫌いには、目を見張ります
2㎜程度の虫でさえ、視界に入ろうものなら、
授業なんてそっちのけ

教室中を巻き込んで、
その虫がいなくなるまで、大騒ぎです

余談ですが、
毎年夏になると、教室の窓に ヤモリたち がやってきます。
虫🐛でさえ、「無視」できないのだから、
ヤモリなんて、悲鳴に近い

ところが塾長は、「太郎君と花子ちゃん」と呼ぶものだから、
この頃はだいぶ慣れてきて、
今ではみんなの視線を一気に集める、人気者です

もちろん、授業は「無視」

ある時、

「先生、あれをここに連れてきてほしい

お願いをされました

早速、机をどけて場所を広げ。
(ええええええっ、ほんとに連れて来るん

太郎君を手の平に載せ、
(ギャぁぁぁぁぁ~

床にそっと下してあげました

みんなのワァワァという声は、
期待に満ちた言葉だったんだね。
遠巻きにする子どもたちの、
好奇心に満ちたまなざし

この顔が見たかった

いい迷惑なのは、ヤモリの太郎君。
そっと、元の窓に返してあげましたが、
それからしばら~くの間、
決して窓にはやってきませんでした


(夏休み工作で作った、新聞カブトムシ)

カブトムシの幼虫ですが、
5月の連休が終わった頃、

「先生、ペットボトルに移してあげて」

と教えてもらいました。
幼虫は大きくなるので、一匹ずつ、
その子用の部屋を用意するのだそうです。
早速、お引越し。


(写真借用)



ボトルを持ち上げては、
幼虫がいることを確認しました。
その都度、子どもたちに
「ねえ、見て!ここにいるよ」とボトルを持ち歩いたのですが、
のけぞる子どもたち。
幼虫の、あの姿が耐えられないのだそうです。
5月末あたりから、順番にさなぎになり始めました。


そしてついに!
成虫の誕生!



うれしかったですねエ~
成虫のカブトムシを見るのは、
小学生の時以来です。



(スマホ撮影のため、画面がせまくなっています

何しろ初めての「育児」なもので、
気になって仕方がない毎日です