■ブランケット ララバイ
前の季節の匂いを隠して
花の踊る毛布にくるまる午後
外を走る幼子の声に
耳を軽くくすぐられながら
夢がいくつも重なって
ワタシの時間が不確かに起きあがる
涙や笑いが 場面を彩りながら
うら寂しいなんて ぜいたくなワガママ
明るい部屋のかたすみで
残された思い出が 少しだけ揺れる
去っていく時間と 後ろ姿の人たち
毛布にくるまって バイバイと言おうか
だれかが歌う 小さなつぶやき
あの日にいざなう 風の流れ
小さな笑い声をあげて
眠りの世界へ 短い眠りの世界へ
前の季節の匂いを隠して
花の踊る毛布にくるまる午後
外を走る幼子の声に
耳を軽くくすぐられながら
夢がいくつも重なって
ワタシの時間が不確かに起きあがる
涙や笑いが 場面を彩りながら
うら寂しいなんて ぜいたくなワガママ
明るい部屋のかたすみで
残された思い出が 少しだけ揺れる
去っていく時間と 後ろ姿の人たち
毛布にくるまって バイバイと言おうか
だれかが歌う 小さなつぶやき
あの日にいざなう 風の流れ
小さな笑い声をあげて
眠りの世界へ 短い眠りの世界へ