2010.12.1 (水)
もう12月。
その事実にビックリ。
うまくいかないことも、煩わしいことも、できたらこの2010年に置いて、飛び立ちたいものです。
でもきっとそんなに甘くはなくて、ひとつひとつどうにか折り合いをつけなくちゃいけないんでしょうけど。
最後の赤い葉たちと鮮やかな冬の朝空に、久しぶりにキュンとしました。
先日、雑司ヶ谷墓地に行ったら、寂しげな木々も最後のあがきのように紅葉していました。
こんな不気味なほどにたくさんの実を付けた南天も・・・。
そういえば、雑司ヶ谷の帰り道、地下鉄有楽町線の東池袋駅に降りる階段脇にある「揚州商人 東池袋店」でランチ。
いつも気づいてはいたんだけど、斜めから見て、なんだかヘンに原色な店先の雰囲気にちょっと食指が動かぬ感じだったんですよね。
その日は非常に空腹だったので、原色も気にならず(笑)飛び込みました。
お店のスタッフの方も非常にすてきで、今まで原色なんぞで食指が動かなかった自分を恥じたのですが、「揚州農耕塩ラーメン」にはまりました。
なんとも表現しようがない味なのですが(普通の潮じゃないし)、ちょっとクセのある感じがよいです。
チェーン店ではあるけど、ここは親子三代のお店とか。
次、雑司ヶ谷に行くときも寄ってみるかな。
『朝日新聞』の「人脈記」。
戦争を語り継ぐことの意味をさまざまな角度で突きつけられた。
語れる人がどんどん消えていくことへの焦り。
核に関する報道をみるときに、必ず心に蘇るのは、大学のときにひとり旅でで訪れた長崎の原爆資料館。
きくこと、見ること、知ることの大切さか。
マヒした心がちょっと溶けていく。
「ぎりぎりの持ち物と とっておきのときめき」もいいけど、それを「キミの分まで用意する」ってところが、もうスゴイ・・・(スピッツ「TRABANT」より)。