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■メンバーがみんなかっこいい?ように見える
仕事中です(笑)。ちょっと頭が疲れたので(理由にならん!)youtubeをウロウロしていて「夢追い虫」発見。
「ジャンボリーデラックス」のBONUS TRACKですね。ボーカルの表情が妙にセクシーに見える、珍しい?映像。首筋の血管がいい!と言っている友人もいる。そう??
でも、この映像はいい。田村の二の腕がたくましく、崎ちゃんのタオル巻きが崎ちゃんらしく、そしてこのときのテツヤ氏のヘアースタイル、嫌いじゃない。手元を過剰に見るマサムネの心もとなささえ、この曲の刹那的な雰囲気をアップさせているようで(なんか、強引だ)。
ひさしぶりに見て、いろいろ個人的な走馬灯がチラチラ。
■骨太サウンド
はかなげで妖しい歌詞とはうらはらな、分厚いサウンド。
2001年(え、そんな昔?)秋にシングルとしてリリースされ、そのときにまずイントロで「かっこいい~」となったっけ。イントロだけヘビーローテーションしてもいいと思ったくらい。これは石田Pとのコラボですよね。
おなかにズンとくる感じに、スピッツ、やったな、とね。
ギターソロもせつなくていいし、ベースのうねる感じも好き。
■歌詞はせつなすぎる
「せつない」って形容詞は結構便利な語で、なんでも「せつないよね~」と言えばOKみたいに、私はついつい安易に使ってしまう。
でも、貧しい語彙力では、ほかに形容のしかたがないんだよなあ。この気持ち、「せつない気持ち」(笑)。
この「夢追い虫」には、その「せつなさ」がこれでもかって!っていうくらいに詰まっている(あくまで、私にとって、ということだけど)。
第一、タイトルからして「夢追い“虫”」だもの。すごいよなあ、虫って…。いくら虫好き男だといってもね。この恋人たちの先行きは、そんなに明るくも力強くもないんだろうな、と思ってしまう。虫ですよ(しつこい)。「命短き ちっぽけな虫」だものね。
歌詞は全部好き!(笑) すべてにひと言ずつ書きたいくらい。ロマンチックな言葉と、ちょっとエロの入った言葉のバランスが心地よいから、私の苦手なベタなバラードには絶対にならない。いつもそうだけど、どんなに「せつな系」の歌でも、視点は外側にある感じ。それがいい。
「二人でいれば羽がはえちゃう」らしいけど、男は「最高だね!」ですませちゃう。美人でもなくて魔法もなくて、そのうえバカな娘らしいけど、そこの感じ、嫉妬しちゃうくらいにすごい(何が、って言われると困るけど、もう入り込めない感じかな)。
「吐きそうなくらい~エロに迷い込んでゆく」は、草野調爆裂かな。青空の下は似合わない恋なのかもしれない。
サビもいい。二人は夢で見た場所に立つまで歩いていくんだ。「夢で見た場所」…。やっぱり終わりが見えている。気づいてないけど、ちゃんとどこかでわかっている感じ?
私にとっての圧巻は二つ。
「削れて 減りながら」、これははじめて聴いたとき、激しく衝撃だった。この人の歌詞にはよくあるけど、「目的語」が必要な動詞に「目的語」がない。二人の何が「削れて」「減って」いくんだろう…。そうやって、こっちがいろいろ考える楽しさを残しておいてくれる。そこがいいんだ。目的語が不明であっても、思いきりせつなくなれる。「削れて 減りながら」なんて…。
そして、大サビの「うれしくて 悲しくて 君と踊る~♪」。ボーカル草野のチョイ苦しそうな歌い方と表情もなかなかだけど、この歌詞、「究極の刹那」だなあ。「うれしい」とか「悲しい」とか、やたら陳腐でチープな言葉なんだけど、この組合せとメロディーの盛り上がりで、ものすごく意味のあるイメージが広がる。なんだか幸せだけど悲しい二人、という感じかなあ。ここを聴くたびに胸が震える。で、やっぱりすごい歌詞を書いちゃう人なんだと。
そういう楽曲です、私にとっては。
「好きな曲は?」ときかれると困るけど(誰もきいてくれないけど、笑)、一応、「『夢追い虫』は五本の指に入ります」と答えるつもりではある。だけど、実際に数えてみると、「五本の指」を選べなくなるくらい好きな曲ばかりなのだ。
思い返してみたら、ココでも、私は「せつない」を連発していた。恥ずかしいくらいの貧ボキャぶりだ。
おっと、こんなことに時間をとりすぎてしまった(笑)。
仕事にもどります(汗)
こんなとことで書くことじゃないけれど、「和歌山カレー事件」、最高裁での判決も死刑だったとか。
当時のワイドショーの過熱報道の真っ只中にいたときは、軽く100%クロと思っていたけど。どうなんだろう。
足利事件も冤罪の可能性あるらしいし。
どちらにしても、亡くなった方や今でも後遺症に苦しんでいる人のことを思うと、気持ちの持っていき場がない気がする。
【追記】(5月11日 18時59分)
今、ぼーっと読んでて気づいたんだけど、「削れて~♪」のところ、目的語は不要でした(笑)。「削れる」も「減る」も自動詞だし。
「何が削れて、何が減っていくの?」という疑問なんですよね。主語がぼかされているんだ。
二人が削れて減っていってしまうのでしょうか、と想像すると、ちょっと危ない世界に行っちゃうそう。
仕事中です(笑)。ちょっと頭が疲れたので(理由にならん!)youtubeをウロウロしていて「夢追い虫」発見。
「ジャンボリーデラックス」のBONUS TRACKですね。ボーカルの表情が妙にセクシーに見える、珍しい?映像。首筋の血管がいい!と言っている友人もいる。そう??
でも、この映像はいい。田村の二の腕がたくましく、崎ちゃんのタオル巻きが崎ちゃんらしく、そしてこのときのテツヤ氏のヘアースタイル、嫌いじゃない。手元を過剰に見るマサムネの心もとなささえ、この曲の刹那的な雰囲気をアップさせているようで(なんか、強引だ)。
ひさしぶりに見て、いろいろ個人的な走馬灯がチラチラ。
■骨太サウンド
はかなげで妖しい歌詞とはうらはらな、分厚いサウンド。
2001年(え、そんな昔?)秋にシングルとしてリリースされ、そのときにまずイントロで「かっこいい~」となったっけ。イントロだけヘビーローテーションしてもいいと思ったくらい。これは石田Pとのコラボですよね。
おなかにズンとくる感じに、スピッツ、やったな、とね。
ギターソロもせつなくていいし、ベースのうねる感じも好き。
■歌詞はせつなすぎる
「せつない」って形容詞は結構便利な語で、なんでも「せつないよね~」と言えばOKみたいに、私はついつい安易に使ってしまう。
でも、貧しい語彙力では、ほかに形容のしかたがないんだよなあ。この気持ち、「せつない気持ち」(笑)。
この「夢追い虫」には、その「せつなさ」がこれでもかって!っていうくらいに詰まっている(あくまで、私にとって、ということだけど)。
第一、タイトルからして「夢追い“虫”」だもの。すごいよなあ、虫って…。いくら虫好き男だといってもね。この恋人たちの先行きは、そんなに明るくも力強くもないんだろうな、と思ってしまう。虫ですよ(しつこい)。「命短き ちっぽけな虫」だものね。
歌詞は全部好き!(笑) すべてにひと言ずつ書きたいくらい。ロマンチックな言葉と、ちょっとエロの入った言葉のバランスが心地よいから、私の苦手なベタなバラードには絶対にならない。いつもそうだけど、どんなに「せつな系」の歌でも、視点は外側にある感じ。それがいい。
「二人でいれば羽がはえちゃう」らしいけど、男は「最高だね!」ですませちゃう。美人でもなくて魔法もなくて、そのうえバカな娘らしいけど、そこの感じ、嫉妬しちゃうくらいにすごい(何が、って言われると困るけど、もう入り込めない感じかな)。
「吐きそうなくらい~エロに迷い込んでゆく」は、草野調爆裂かな。青空の下は似合わない恋なのかもしれない。
サビもいい。二人は夢で見た場所に立つまで歩いていくんだ。「夢で見た場所」…。やっぱり終わりが見えている。気づいてないけど、ちゃんとどこかでわかっている感じ?
私にとっての圧巻は二つ。
「削れて 減りながら」、これははじめて聴いたとき、激しく衝撃だった。この人の歌詞にはよくあるけど、「目的語」が必要な動詞に「目的語」がない。二人の何が「削れて」「減って」いくんだろう…。そうやって、こっちがいろいろ考える楽しさを残しておいてくれる。そこがいいんだ。目的語が不明であっても、思いきりせつなくなれる。「削れて 減りながら」なんて…。
そして、大サビの「うれしくて 悲しくて 君と踊る~♪」。ボーカル草野のチョイ苦しそうな歌い方と表情もなかなかだけど、この歌詞、「究極の刹那」だなあ。「うれしい」とか「悲しい」とか、やたら陳腐でチープな言葉なんだけど、この組合せとメロディーの盛り上がりで、ものすごく意味のあるイメージが広がる。なんだか幸せだけど悲しい二人、という感じかなあ。ここを聴くたびに胸が震える。で、やっぱりすごい歌詞を書いちゃう人なんだと。
そういう楽曲です、私にとっては。
「好きな曲は?」ときかれると困るけど(誰もきいてくれないけど、笑)、一応、「『夢追い虫』は五本の指に入ります」と答えるつもりではある。だけど、実際に数えてみると、「五本の指」を選べなくなるくらい好きな曲ばかりなのだ。
思い返してみたら、ココでも、私は「せつない」を連発していた。恥ずかしいくらいの貧ボキャぶりだ。
おっと、こんなことに時間をとりすぎてしまった(笑)。
仕事にもどります(汗)
こんなとことで書くことじゃないけれど、「和歌山カレー事件」、最高裁での判決も死刑だったとか。
当時のワイドショーの過熱報道の真っ只中にいたときは、軽く100%クロと思っていたけど。どうなんだろう。
足利事件も冤罪の可能性あるらしいし。
どちらにしても、亡くなった方や今でも後遺症に苦しんでいる人のことを思うと、気持ちの持っていき場がない気がする。
【追記】(5月11日 18時59分)
今、ぼーっと読んでて気づいたんだけど、「削れて~♪」のところ、目的語は不要でした(笑)。「削れる」も「減る」も自動詞だし。
「何が削れて、何が減っていくの?」という疑問なんですよね。主語がぼかされているんだ。
二人が削れて減っていってしまうのでしょうか、と想像すると、ちょっと危ない世界に行っちゃうそう。