隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

君はジョーを見たか~『朝日新聞』 「人脈記」

2009年04月24日 16時44分10秒 | プチエッセイ
◎ここでは死語じゃないんだなあ
 根性なしですけど、私自身は。フワフワ、フニャフニャして生きています。
 でも、隠れてがんばる人には十分刺激される。心をわしづかみされてしまう。
 有言実行も嫌いじゃないけど、あとになって「ああ、そーだったのか」と実情を知って感動する快感はなかなか、と思ってしまう。古いですか?
 ハングリー精神なんて、もう死語だと思っていたけど、この世界にはまだ残っている…、『朝日新聞』の連載「人脈記~君はジョーを見たか」の記事にも書いてあったけど、ああ、そうなんだな。
 私にとってボクシングは自ら進んで「一人でも見てしまう」というスポーツではないけど、誰かが見ていれば横に座ってテレビ観戦しちゃうし、目を覆いたくなるような場面の中で、不思議に心魅かれてしまう…、そんな感じかな。
 もちろん「あしたのジョー」は全部読んでいる。最後の場面の美しさは脳裏に焼きついている。「君はジョーを見たか」――、なんてステキなタイトルなんだ!
 まだ、連載4回くらいだけど、古今の「ジョー」が紙面を這っている。ドラマがある。
 ハングリー精神はひっそり生きている、ここに。


【諸々追記】
▼またまた露見、キャッチコピーに弱いワタシ
 最近は「ミステリーモード」じゃないんだけど、たまたまタイトルに惹かれて(せつな系の私好み)、それから新聞広告のコピーにやられて、ついつい買ってしまった文庫本。
 なにやら「これはすごい! ○○年度ミステリー第一位」的な派手派手しいコピーに、恥ずかしいけど弱いワタシ。
 あえてタイトルは明記しませんが、書店の売上トップテンに並んでいるところもあるみたい。
 作者の独特な世界観とか、「好みは分かれるかもしれないけど忘れられない一冊になる」とか評論家が書いていたけど、その世界観に行く前に、文章が稚拙、会話が「渡る世間~」っぽい、心情の表現に説得力なし?
 エンターテインメントってことなのかなあ、わからない。
 売り上げは、きっとあのコピーに惹かれて買ってしまった人がいるからではないか、と。読後の満足度というやつを知りたいな。
 ま、選んだワタシがいけなかったんだけど。
 傲慢な言い方になってすみません。


▼Kくん、「いい人」はキツイでしょ?
 活躍ぶりを思えば、もう単なる「アイドル」じゃなくなっているし、公人ってことで、騒がれてしまうのはしかたない。各方面にわたって膨大な迷惑をかけてしまったしね。
 でも行為自体は、あんなふうに護送されるところを一面に載せたり、何度も何度も映像で流したり、「最低の人間」とかあんな人に言われたりするような犯罪じゃない。ま、「最低の人間」発言はあとで撤回したらしいけど。
 きっと今頃、頭を抱えて、いろんなことを悔やんでいるだろう。
 お酒の呑み方に気をつけて、ストレスがたまっているならちょっと休んで、復帰してください。
 「いい人」は、続けているとキツイでしょ?

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