隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

「正夢」のライブ映像公開と朝顔さんの家族たち

2022年09月28日 17時55分10秒 | スピッツ

2022.09.28(水)



 スピッツは10月19日に、『スピッツ コンサート 2020 “猫ちぐらの夕べ”』と『SPITZ JAMBOREE TOUR 2021 “NEW MIKKE”』の2つのLIVE映像作品をリリースする。
 そのうち、『スピッツ コンサート 2020 “猫ちぐらの夕べ”』から、「正夢」のLIVE映像がYouTubeのスピッツ公式チャンネルに公開された。
スピッツ / 正夢 (LIVE Blu-ray & DVD『スピッツ コンサート 2020 “猫ちぐらの夕べ”』より)



『監察医 朝顔』
  https://www.fujitv.co.jp/asagaosp2022/
  https://www.fujitv.co.jp/asagao2/

 非の打ち所がない家族の物語・・・なんて言ってはいけない。
 朝顔さんの母親は東日本大震災の犠牲者、父親である万木平さんは仕事の合間に、長いこと妻を探し続けた。
 そして今、平さんの認知症の症状は日に日に進んでいる。
 小学生になったばかりの長女は、妹の誕生で、複雑な感情を抱き始めている。そんなことはそのうちに・・・とみているほうは思ったとしても、本人の気持ちは深刻だ。大好きなおじいちゃんまで、最近は遠くに行ってしまっている。
 それでも、一つ一つことばを交わしながら、小さな山を乗り越える努力を続け、優しい気持ちや思いやりが途切れることはない。
 ああ、やっぱり、どこに「非」を見つけたらいいんだ・・・と思ってしまう。
 乗り越えるものが大きかったからこその、優しい家族なのか。
 朝顔さんと桑原くん、ふたりの愛しい娘たち(つぐみちゃんには、親戚のおばちゃん的な思いを抱いてしまう)、そして平さんのこれからを、たまにそっと、私たちにも見せてほしい。

 それにしても時任くん。
 若き日のミュージシャン時任三郎のライブに足を運んだ私としては、胸を締めつけられるような思いで見ていた。
 ステキな役者になってうれしい気持ちと、なんだか平さんと時任くんを同時に受け止めてしまって、ちょっと息苦しい思い。

 最後のシーンは、見ている私たちに想像の余地を与えてくれた。
 母親の姿と、父親の笑顔と短い言葉。
 こうして、また朝顔さんは歩き出せるのだろう。




 国葬などとせずに、今までの首相たちと同じように見送られれば、葬儀の日にこのような不似合いの騒動にはならなかっただろう。この日の混乱を見れば、晒し者のようになった故人がいちばんの被害者であるような・・・。
 葬儀がどのような形式になろうが、献花に訪れる人はいるだろうし、私のように国会中継での答弁や対応から、悪しき習慣を生み出した政治家として見ていた者は、悲劇的な最期を遂げた人物としてそれ相応の弔う気持ちだけで過ごしたかもしれない。

 どちらにしても、国民の多くが納得できない形で国葬を決めたこと、故人だからという理由で、旧統一教会問題での追及はしないと早々に決めたこと・・・、取り組むべき問題は残されたままだ。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「チャカポコ チャカポコ」「... | トップ | 「真ん中の~バルコニーで~♪... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。