隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

ギタリストのバックショット!~スピッツ武道館2日目②

2024年01月14日 16時01分52秒 | ライブリポート(スピッツ)

2024.1.12
SPITZ JAMBOREE TOUR ’23-’24 “HIMITSU STUDIO”
at 日本武道館





 よかったら、レポはココからどうぞ。
 こちらでは、思い出せる限りのMCなどを。
 mamiさん、JOB34さん、樋口さん、匿名さんからの情報も参考にさせていただきます。
 いつもありがとうございます。



 スタンド席だからわかること、ステージの床はロフトの市松模様。          

 MC第一声は、「今日は寒い中、しかも平日の夜に、スピッツのために時間を割いていただいてありがとうございます」。
 次に、オープニングのハプニングについての「現場からの説明」(笑)。

 「6年〇か月ぶりの武道館公演・・・」のアナウンスで立ち上がり始め、一気に会場が期待で盛り上がった・・・んだけれど、白っぽい衣装のギタリスト、三輪テツヤ氏が出てきたのに、そのあと誰も続かない。
 スニーカー?の蛍光オレンジが寂しく光っている。
 「どうしたの?」という客席からの掛け声に、え、今はそれを問わないで、と代弁しちゃうワタシ。
 3分くらいだったか? 
 何かあったのかな、急病とか・・・と少し嫌なことを想像し始めたときに、ほかもメンバーも次々に登場。
 (mamiさん「草野さんがテツヤさんに、両手を合わせて『ごめ~ん』ポーズをしていました)
 そこから何事もなかったかのようにライブが始まったのです。

 「いや実はね」と話し始める草野くんに、「それ、話すの?」と田村くん。いやいや、話してください。
 「﨑ちゃんのイヤモニと田村のイヤモニが逆になってて、それを入れ替えてたんです」
 先頭のテツヤくんに「待って」伝えようとしたら、「間に合わなかった」。

 テツヤくん、「オレ、せっかちだから」とか「オレ、歩くの速いから」とか言ってたかな?
 なんか、そのシーンを想像すると、ちょっと笑える。先に出ていってしまう彼を見送らざるを得ないボーカル(笑)。
 一人でステージで待たされて、「何ごとかと思った?」と尋ねる草野くん。
 「焦ったよ~。たった一つのレパートリーの『オバケのロックバンド』を歌おうかと思った」って。

 「(お客さんは)マサムネさんが急に歌いたくないって帰っちゃったのか、と思ってたりして」と草野くん(これ、メンバー紹介のときだった?)
 「それはそれで、伝説の日になった」には笑っちゃう。
 「デビュー間もないころに、シアターモリエールでライブをしたときは、緊張してホントに帰りたかった」けど、今はもうそんなことはないそうです。

 そうそう、その話の続きで、イヤモニのつけ間違いで判明する耳の穴の大きさ。
 﨑ちゃん>田村くん>草野くんの順番らしい。
 イヤモニはそれぞれの耳の大きさ、形状に合わせて作るので。


 いつものように、広い客席に問いかける。
 「スタンド席の人ー! 真ん中のスタンド席の人ー! 右? 左?のスタンドの人ー!」
 手を振って返したくなる。
 そして、「いちばんの上のあなた!(と力強く指さして)あなたのために歌います!」。
 最後に、「自分がどこに属してるかわからない人! スピッツも、どこに属してるのかわからない、そういうバンドでした」
 テツヤ氏の「オレ、スピッツに属してる?」には、「さすがに属してるよ」と苦笑い。


 武道館ライブにあたって。10年前はその前にTOKIOのDVDを見て、「長瀬くんになったつもりで」。
 今回は、矢沢永吉さんの配信を見たそうで。
 「すごいね。声も出てるし、動きもキレキレで」と言ったあとで、「勉強にはなったけど、参考にはしませんでした」って。そりゃそうだ。
 「矢沢さんって自分のこと『矢沢』って言うじゃん。でも自分のこと『草野は』っ言うのはちょっとカッコ悪いよね。『﨑山』はカッコいい気がする」


 「今日、スピッツのライブ初めての人っている?」には、アリーナだけでも結構手が上がっていた。
 その人たちに対して、「こんな緩い感じですが、大丈夫でしょうか」。
 テツヤくんが「(スピッツは)ボーカル以外もしゃべります」と笑わせる。


 2023年のスピッツは、「アルバムも出せたし、コナンくんのおかげでストリーミングのランキングに入ったりして」と。
 「コナンくん、次は『100万ドルの五稜星』だそうで。(主題歌は)誰になるのでしょう」に対して、
 テツヤくんが「まさか次も狙ってる?」とツッコむ。

 ストリーミングのランキングで若い人たちの曲を聴いて、藤井風さんの「きらり」を少しだけ。
 「人の曲歌うのって楽しい! みんなも楽しそうだよ」と草野くん。
 「それは草野くんが楽しそうだからだよ」と言うテツヤくんに、「うん、草野、楽しい」。

 そして最近は、人の歌のメロディーに「チェリー」のサビの歌詞を乗せて遊んでいる、と。
 「いちばんうまくはまったのが、ゆずの『栄光の架橋』のサビの部分」で、ギターで勢いよく弾き語る。
 見事に、きれいな進行具合だけど、最後が「かけはし~」となってしまい、「(「チェリー」の歌詞が)ちょっと足りない」そうだ。
 テツヤくんはゆずの
悠仁くんに会ったとき、「『 栄光の架橋、歌ってくださっているそうで、ありがとうございます」と笑顔で言われたそうで。
 「悠仁くんね。すてきな笑顔だよね」と草野くん。
 だから、「『チェリー』の歌詞で歌ってるとは言えなかったから・・・、秘密だよ」って。

 次に最近武道館でライブをやったという、新しい学校のリーダーズの「オロナブルー」を「チェリー」の歌詞で。
 これもウケる。「大人チェリー」って。
 そのあと、「練習しなくちゃ」と、次の曲の練習を始める草野くん。
 「昨日もそうやって練習して、間違えたじゃん!」と言うテツヤくんに、「大丈夫!」ってちょっとかわいらしく。
 昨日は、しゃがみこんだというボーカルです。



 田村くんの「今日はオラついてないけど、いいの?」には、「あ~。あれ、飽きた」と言いながら、少し長めにやっていました。
 「お前ら、ずっと立ちっぱなしだけど、大丈夫か? ま、座ってる人もいるけども」
 客席からの声に、「まだまだ足りねえよー」とかね


 ステージ上のオブジェについて。
 草野くんは中学2年のときに、スケボーとエレキギターがほしくてエレキギターを選んだが、「その選択があったから今がある」と。
 そして、なぜかステージにはスケボーのオブジェ。
 そして、小さいころに、ロボコンやゲッターロボに憧れていたが、そこから・・・と指さした先には、立派なi-Oくんが。
 junaidaさんから、『ひみつストレンジャー』の話題へ。
 ステージの下手上方には、デッカイ真っ赤なイチゴのオブジェ。「あれはどういう意味なんだろう」とメンバー間でも話しているとか。


 膝や腰を気遣っていただきました。
 「スピッツのメンバーも大丈夫? 50代だけど膝とか腰とか、大丈夫ですか?」には、
 テツヤくんは「ミワ的には大丈夫」。
 﨑ちゃんは、ドラム叩いて、「ドドン」と返事してたけど、3人からの反応はなかったです。


 アンコールの愉快な仲間たち。
 田村くんは弾いてたのは、「353号線のうた」のイントロ? 「僕はジェット」だったかな?
 解散前のユニコーンとかローグとか武道館で見たけど、武道館は自分たちが立つというより「見に行く」会場だった、と。
 武道館でやるのも悪くないかな、と思ったきっかけになったのは、怒髪天やフラカン(ココ)、コレクターズ(コチラ)、ピーズなどの武道館ライブを見てから。
 でも「実際に立ってみたら、いつものライブとかわらないね」。

 そして、「今日は本当に楽しかったです! 断言するけど、みんなより絶対にオレのほうが楽しかった」
 こうやってこちらの気持ちをくすぐる名人!
 そして、「白状するけど、16曲目、オレ史上いちばん弾いてないわ~。意識して弾かなかったもん」
 弾いてなかった! 私、見てた!
 これには、草野くんから短く、「いや、弾けよ」というツッコミが(笑)。
 「オレが弾かなくても、みんなの頭ではベースが流れてるっていうのが究極のプレイ」

 「それって、サビに部分をお客さんに歌わせるみたいな?」という草野くんの発言には、「それは違う!」と断言していました。

 けとばした機材がちょっとずれたのか、あとにそっと手で直したり、階段でコケたり、階段からジャンプでおりたり・・・。
 ベースを捨てる、マイクスタンドでベースを弾く・・・。
 軽くジャンプを繰り返して、クルクル回る・・・。
 久々にいろいろ見せていただきました。最近ステージが遠くて確認できなかったんだよなあ。
 (JOB34さんによれば、モニターに映った自分に手を振っていたらしいです)

 クージーは優しい。
 テツヤくんが一人でステージに上がってしまったから、自分もすぐに続いたんだけど、「何もできなかった。ホラー映画ですぐに行動して最初にやられちゃう人みたいだった」と。
 そして、怒髪天の武道館公演では、見ているバンドの仲間たちが号泣していた、というエピソードも話してくれました。

 﨑ちゃんは開口一番、「矢沢は~」を受けて、「﨑山は〜」って言ってくれた。客席、大喜び!
 学生のころにBOØWYのライブを武道館でみたそうで、「すごいじゃん!」と草野くん。
 そのとき一緒に行った先輩がガタイもでかくて、「布袋さんみたいで、すごく目立ってた」と。
 草野くんはその先輩に会ったことがあるらしく、「あ、あの人ね。わかるわかる」と。
 テツヤくんと一緒にStingのライブに行ったそうで、「音が良かった」。

 テツヤくんは、オープニングでのハプニングを再び。
 「今まででいちばん長くオレのバックショットが見れたでしょ? 背中が『早く出てきて~』って物語ってなかった?」
 そして、「あの時間は長かったよ、2時間くらいに感じた」に対して、
 「じゃ、(今は)4時間もライブした感じだね」と草野くん。
 「疲れました・・・」に会場がわく。
 あんなハプニングがあったときにやる曲を考えておくのもいい?という話題になり、「禁じられた遊び」を提案されたテツヤくんでした。

 そして、草野くんは、「また武道館でできなくても、スピッツ続けていくんで。忙しいときには忘れてもいいから」と。
 「誰が欠けても今日のライブにはならなかったから、一人一人に、生まれてきてくれてありがとう」


 そして、ライブは終わり、夜の街を歩いて、それぞれのスピッツ武道館は終わりました。
 私の「ひみつスタジオツアー」もこれで終了。楽しかった!

 また次に進めますように。
 脈絡のない文章を最後まで、ありがとうございました。


 今日はここは青空だけど、風が強くて寒い。
 こんななかで、避難所にいる方々のことを想像するだけで、言葉が出てこない。


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