隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

朝のルーティンやふんどし話も~スピッツ テツヤと漫遊記

2024年01月16日 09時44分37秒 | スピッツ

2023,01.14
ロック大陸漫遊記
TOKYO FM



 新成人のみなさんへの「幸多かれ」というメッセージで開始。

 今週から3週にわたって、【新春恒例・スピッツメンバーと漫遊記】 !!
 トップバッターは、「おめでとうございます。スピッツでギターを弾いてます、三輪で~す」。
 のっけから、「ちょっと思ったんだけど・・・、2024年って、1999年のノストラダムスの大予言から25年って、すげーな」と草野くん。
 子どものころは、1999年なんて先だし、「そんな先のこと考えてもしょうがないし」と思っていたけど、その年も過ぎて、「それもすでに大昔」。(たしかに。ついこの間のようだ)
 テ「(子どものころ)『水曜スペシャル』をドキドキしながら見てた」
 マ「やってたね~」(笑)。


 セットリスト
 01 幻のドラゴン(スピッツ)

 02 Dragon Attack(Queen)
 03 St. George And The Dragon(TOTO)
 04 Dragon(Jake Shimabukuro)
 05 ザ・ドラゴンズ・カム・アライヴ(GODIEGO)
 06 THEME FROM ENTER THE DRAGON(Lalo Schifrin)
 07 Puff, The Magic Dragon(Peter, Paul & Mary)
 08 マッチョ・ドラゴン(藤波辰巳)
 09 ドラゴン(ピンク・レディー)


 漫遊前の1曲は、スピッツで「幻のドラゴン」(2010年、13thアルバム『とげまる』/ブリヂストンのCMに採用される)。
 (イントロのギュイ~ンからカッコいい! それでいて、きれいなボーカル!)
 CMでは、「ザクザク坂も登る♪」のところが使われていた。
 (あそこが大好きで、すごく好きな、楽しみなCMでした)

 今年の漫遊テーマは、「もうバレバレですが」(笑)。
 テ「去年から豪語してるからね。今年は『辰年で漫遊記』!」
 前回は「ウサギ」で、テ「あと10年はできる」。
 マ「ま、何年でも、2周り目でもできそう」
 テ「(笑)曲がね、曲がなくなっちゃう」
 マ「でも新しい曲、どんどん出てくるから」
 でも、意外と調べてみると大変らしいです。

 最初の曲は、Queenの「Dragon Attack」(1980年、8thアルバム『The Game』)。
 せっかちなテツヤくんの「最初はね、ドラゴンと言えばスピッツメンバーはこれを選ぶかな、じゃ、いく?」に、「このあとはCMだからね」と制する草野氏。
 このアルバムは、「Crazy Little Thing Called Love 愛という名の欲望」とか「Another One Bites The Dust 地獄へ道づれ」など有名な曲が収録されていて、マ「結構バラエティーに富んだアルバムだよね」。
 テ「田村はクイーン好きじゃん。だから、これ、すごい聴いてるイメージある」
 マ「いろんな曲が入ってるから、ベースとかもコピーしてて楽しいのかも」
 テ「ベースラインとか印象的なおもしろいのもいっぱいある」
 この曲が好きかどうかより、ドラゴンと言ったら、テ「この曲しか出てこなかった」。


★「辰年」話①★

 スピッツメンバーが誕生後の「辰年」は5回あったそうです。
 最初は、1976年。テ「オレら9歳。まだ誰も出会ってません」。
 小学校時代「激しく引っ越しを繰り返していた」テツヤくんは、当時は水戸。
 モントリオール五輪があった年。マ「妖精みたいな」コマネチブーム。
 テツヤくんは、ライバルだった、当時ソ連のネリー・キム選手のファンだった。
 マ「そ、そ、そ、そうだよ」(笑ってしまう)
 コリアン系で東洋っぽい容貌で、マ「オレも、きれいな人だな、と思って見てたわ」。
 アメリカのシンガーのネリー・キム・ファータドさんも父親が彼女のファンで、娘に名前をつけたとか。
 コマネチと人気を二分する人気だった。
 オリンピックとかをテレビにかぶりついて見たのは、テ「そのころからじゃないかなあ」。
 マ「キャンディーズとか好きだった」
 この年の4月1日に、Apple Inc. 創業!


 次は、TOTOの「St. George And The Dragon」(1949、2ndアルバム『Hydra』)。
 草野くんは、このアルバムが好きで、よく聴いていたそうで、テ「青いジャケットのやつね」。
  
 マ「TOTOはこれと1stは聴いてた。ハードロックな感じがあったから」
 テツヤくんと田村くんの当時の藤枝仲間内では、「TOTO派とJourney派があった」。
 マ「どっちかっていうとTOTO派だった」、で、テ「オレはJourney派だった」。
 マ「Journeyも、今聴くといいけどね」
 テ「TOTOはね、ちょっと大人なロックだった」
 マ「ああ、ちょっとジャズっぽいアプローチの曲とかあるもんね」
 テ「Journeyのほうがとっつきやすかった」
 マ「TOTOはAORっぽいとこもあるし、Journeyのほうがメロディアスハードロックだった」
 JourneyはPVがつっこみやすいところがあったり、ボーカルのスティーヴ・ペリーが袖なしのTシャツ着てたり・・・。


 メッセージコーナー。

 静岡出身のリスナーさんは、テツヤくんのMCを聴いていると地元の親戚の集まりを思い出すそうで。
 「テツヤさん、田村さんが会話をかわすとき、静岡弁を使ってる?
 草野くんは、はたできいてて、すごい感じるそうだ。
 でも、テ「田村もそうだと思うけど、静岡(の人)はあまりなまりがあるとは思っていない」
 草野くんが言うには、福岡に比べたら、二人の静岡も﨑ちゃんの栃木も、「(他県の人がきいても)ぎりぎり通じるなまり」。
 テ「でも﨑ちゃんは北関東的イントネーションがあるよね」
 マ「(テツヤは)そうだら~、とかよく使うじゃん」
 また昔、田村くんの下宿に行ったとき、実家から届いたみかんを「持って帰りなよ」という意味で、「みかん、持ってくさ~」と言われたって。
 それから、マ「『やっきりする』ってよく言ってた」。
 意味をきかれたテツヤくん、「う~ん・・・、イライラするとか?」って、なかなかうまく説明できないニュアンスかも。
 「ぶっしょたい」もよく言うらしいけど、テ「よく言う。え、これも方言なの」
 「ぶっしょたい」も「やっきり」も、ピッタリこういう意味、と合わせる標準語はない、ということだ。
 MCでは、マ「テツヤのほうが(なまりが)出てる気がする」。
 田村くんのほうが、マ「都会の絵の具に染まってる」(笑)


 次は、Jake Shimabukuroの「Dragon」(2005年、4thソロアルバム『Dragon』)。

 大阪の野外のロックロック(ココ)で。(すてきでした)
 マ「すごいね、ウクレレだけど、ライトハンドやってたし」
 Jake ShimabukuroさんのYouTubeやライブをよく見るというテツヤくん、「彼は才能もあるし努力もしていると思うんだけど、彼のプレイを見ていると、人間って不可能なことはないんじゃないか、というくらいすごい」と。
 ウクレレはシンプルなだけに難しいところもあるだろう、と。テ「チョー生楽器だし。もうウクレレの域を出てるね」


★「辰年」話②★
 2回目の辰年は1988年。メンバー、21歳の年。
 1988年8月8日に、マ「オレらライブやったんだよね」。
 「8のぞろ目だー」と盛り上がった記憶があるそうだ。
 テツヤくんは、それがずっとライブハウス鹿鳴館だと思っていて、楽屋で話したときに﨑ちゃんに「ライブステーションだよ」と言われた。
 前年に結成したスピッツ、1988年には、テ「すごいライブやってるね」。
 あのカセットテープ「SPITZ」(「ワンツー!ワンツー!」「座敷犬の歌」「アナキスト」「どろだらけ」)も作って、JAM、ラママ、屋根裏などのライブハウスに出演。
 マ「まだロフトに出る前だよね」
 そして10月にはソノシート(「鳥になって」「UFOの見える丘」)!
 マ「JAMで録音したんだ」
 JAMを拠点に、1年間コンスタントにライブ活動。
 足掛かりを作ったスピッツ、テ「楽しかったもんね。ライブやるために結成したバンドだから、ライブやれることが、ホント、楽しくて楽しくて。かなりがむしゃらにやっていた1年でした」。
 (楽しそうに語るテツヤくん)


 次は、「オレらのルーツ的曲?」、GODIEGOの「ザ・ドラゴンズ・カム・アライヴ」(1979年、4thアルバム『OUR DECADE』)。
 ゴダイゴが大ブレイクしたあとのアルバムで、マ「あんまり聴いてなかったけど、今回聴いて、なかなかいいよね、サウンドが」。
 テツヤくんも知らなかったそうだ。
 マ「『ガンダーラ』とか『ビューティフルネーム』の先入観なしに聴くと、今のシティーポップブームにも乗りそうで、今トレンドに合ってるんじゃないかな」
 テ「ギター、弾きまくってるしね」
 マ「埋もれさせるにはもったいないアルバム」


 メッセージコーナー。
 「テッちゃんの歌声にやられてしまった」リスナーさんから。「いつもの話し声とは違うエッジの利いた歌声。マサムネさんとのツインボーカルの歌声、テッちゃんのメインボーカルの歌声に妄想が膨らんで・・・」と。
 (いいです!と私も言いたい!)
 最近はカラオケにも行かなくなったし、「ボーカルは自信ないなあ」と言うけど。
 マ「でもレコーディングのときも、﨑ちゃん、田村のなかではいちばんスムーズに録音できた記憶がある」
 テ「そうなのかな~。自分ではわかんない」
 (少し戸惑いつつも、ちょっとはうれしい感じ?)
 「オバケのロックバンド」の各ソロパートの順番が絶妙だった、と何人もの人に言われたという草野くん。
 﨑ちゃんはすごく楽しそう、田村くんは一生懸命な感じ、で、最後にテツヤくんがわりとこなれている・・・。
 テ「それを考えたのはマサムネくんですから」
 マ「え? そうなの? あ、そうか」
 そして、マ「さ、今後、実現するのでしょうか?」(笑)
 (「名前をつけてやる」(ライブで?)「魔女旅に出る」、そして、ベルゲンのおみやげのCD「晴れの日はプカプカプー」の見事な高音バックコーラス、CDでは草野くんだけどライブでテツヤくんがハモる「さらさら」、みんな好きです! 期待します!)

 「どんな衣装も着こなしてしまうテッちゃん、ふんどしを締めたことありますか?
 テッちゃんならありそう・・・って(笑)。
 テ「あるよ~」
 20歳のころ、神輿にはまって、ふんどしを締めたことがあるけど、そのころも長髪だったから、「後ろから見ると女の人で、ちょっと視線を感じた。色も白かったし」って(笑)。
 マ「下着としては・・・ない?」
 草野くんの高校時代の友人には、ふんどし好きがいたそうだ。
 マ「夏は蒸れないからいいってきいたことがあって、ああ、いいかなと一回考えたことがある」
 テツヤくんからは、「ふんどしパンツ」のご提案。
 腰のところがゴムで一反木綿みたいなのがついているとか。
 テツヤくんはそれを1枚持っていて、「夏場は寝るときに履いて、意外と抵抗ないよ」。
 草野くんは東急ハンズで見て迷ったらしいけど、「今度試してみようかな」とのことでした。
 (ここ、こんなに詳しく再現しなくてもよかったか・・・っていうか、ラジオで語る??)

 「早起きのテツヤさん、朝のルーティンは?
 携帯持参でモンハン散歩しているそうだ。テ「気持ちいいですよ」
 マ「オレ、朝弱いから、ルーティンとかできねーな。いつもぼ~っとしてるもん」
 で、月ごとに朝のテーマソングを決めて、流すと目が覚めてくるということで、それを聴いてるらしい。
 テ「それ選ぶのも楽しいしね」
 (今はどんな曲なんだろう)


 そして次は、Lalo Schifrinの「THEME FROM ENTER THE DRAGON」(1973年、映画『燃えよドラゴン』のサントラ盤)。
 テ「オレらの世代にしたらヒーローですね」
 マ「たまんないね。オレも結構聴いてたよ」
 草野くんの小学校のときの友達の家に立派なオーディオがあって、そこで聴いてたって。
 テ「めっちゃいい音で聴いてたんだ」((私の女性の友人にもファンがいたなあ。懐かしい・・・)
 曲終わりで、マ「小学生の頃はわかんなかったけど、ワウワウギターがすごいね
 テツヤくんのイメージでは、「正月の深夜にブルース・リーの映画、よくやってた」。
 吹替では、草野くんオススメは富山敬さん。


★「辰年」話③★
 3回目の辰年は2000年。メンバー、33歳の年。
 アルバム『ハヤブサ』がリリース。
 ツアーの楽屋でシドニーオリンピックを見ていた思い出。
 このツアーは「すごい長かった」。
 テ「大変だったよね。メンバー一人一人、谷あり山ありのツアーだった」
 忙しかったけど、マ「若かったからバテなかった。今はライブ終わったあと、みんな疲れた疲れたっていうけど」(笑)
 テ「そのあとも平気で飲みに行ったりとかしてたもん」
 マ「今は次の日のためにゆっくり風呂に入ろうとか思うよ」
 テ「(でもあの頃も)平気で無理やってたけど、後半になると体にくるよね」
 そして、そのときになって、「ちゃんと考えてツアーやんなくちゃ」などと思ったりしたんだとか。


 次は、Peter, Paul & Maryの「Puff, The Magic Dragon」(1963年、5thシングル/1963年、2ndアルバム『Moving』)。
 (クイーンとともに懐かしい・・・。フォークソングのスタンダート?)
 「500 Miles」「Where Have All the Flowers Gone? 花はどこへ行った」などとともに彼らの代表曲。
 草野くんは今回の機会にサブスクで『Live in Japan』というライブ盤を聴いたら、「すごい音が良くて、お客さんがみんなこの曲で合唱してて、日本ですごい大スターだったんだな」と思ったそうです。
 (少しあとだけど、高校でのフォークグループはみんなPPM、歌ってたなあ)


メッセージコーナー。
 豊洲サンセットでのテツヤくんのMC、「今日は満月。月を見たらオレを思い出してね」。
 (覚えてる。ライブ会場を出て、すぐに夜空を見上げていたのは私です)
 それ以来、「満月を見ると三輪さんを思い出してしまいます」というリスナーさんに、テ「よかったのかなあ」(笑)
 マ「子どものころとかはそんなことなかったけど、年とってからは、月とかちゃんと見ちゃうよね」
 テ「暗い夜道を月明かりが照らしてると、明るいなあってしみじみ思うよ」
 マ、大いに同意。


 そして最後は、「この年にこれをかけないと!」で、藤波辰巳さんの「マッチョ・ドラゴン」(1985年、シングル、歌詞は森雪之丞/オリジナルは、1984年、Eddy Grant「Boys in the Street」)。
 マ「いよいよ、この曲行くのか? 去年も予告してましたけど」
 (ホントだ、ココでちょこっと)
 原曲は、レゲエアーティストの楽曲。
 マ「初めて、これを聴いたときの衝撃は、オマリーの『六甲おろし』以上だった。全然ロックじゃないけど、破壊力はロックだと思った」(笑)
 テ「この歌い方は、いい人に違いない」
 マ「そ、そ。藤波さんの可愛さが出てる」
 テ「人柄が出てる。名曲です」


★「辰年」話④★
 4回目の辰年は2012年。メンバー、45歳の年。
 マ「ほぼ最近」
 そして、『おるたな』リリース。
 ゴースカも開催されました。
 夏のイベントで、「新宿ロフト35周年」出演(ココで)
 ap bank(コチラ)も出てて、マ「あれからそんなにたつの?」
 ほかにもイベントにたくさん参加!
 テ「だってスピッツは、レコーディングしてるかライブしてるか、だから順調に」
 マ「ありがたいことです」


 そして、今日の「ちょっぴりタイムマシン」は、ピンク・レディーの「ドラゴン」(1978年、10thシングル「カメレオン・アーミー」のカップリング/作詞:阿久悠、作曲:都倉俊一)。
 マ「テツヤ、何か弾いてくれる?」ということで、美しいイントロは、「紫の夜を越えて」。
 二人とも知らない曲だったけど、「カメレオン・アーミー」のB面曲。
 朝ドラ『ブギウギ』では、主人公のスズこさんが9歳年下の青年と恋に落ちるけど・・・。
 マ「それで、9歳年上ってどのくらいだろう、って調べたら、ピンク・レディーのお二人がそうだった。全然ありじゃんって思っちゃった」ってさ。


 終わりに。
 マ「まずね、『マッチョ・ドラゴン』の音源があったことがうれしかった」
 結構あるらしい。カセットしか持ってなくて、CDもサブスクも配信もない・・・とか。
 今年の展望は・・・、テ「まずはツアーをしっかり! 延期分を含めて、完走を目指して」。
 そして、テ「うちにも﨑山龍男くんという、辰年にふさわしい男がいるので(マ「登り龍のような」)、がんばっていきたいと思います」
 (楽しかった~。2時間特集でもよかったくらい? いつも思うけど、知り合って何十年たっても、こんなふうに普段からおしゃべりしてそうで、それがすっごく羨ましいし、ファンとしては誇り? ほかのメンバーの名前もごくごく普通に登場するところも。草野くんもリラックスして楽しそうでしたね。テツヤくん、ありがとう!)


 来週の特集も、「新春恒例、スピッツメンバーで漫遊記」第二弾、ということで、メンバーがテーマを決めて登場です。
 (次は??)
 マ「友達10人つれてきちゃったぜ!っていうもあっていいと思いますが」(笑)

 「草野さん、お年玉、まるっと無駄遣いしちゃいました」

 そして最後に、テ「ありがとう! 来年はヘビだ~」


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ギタリストのバックショット... | トップ | 8曲目は忘れないで!~スピ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。