隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

ブドーカン!「これからもお客さんとしてお世話になります」

2019年09月18日 20時14分31秒 | スピッツ

2019.09.15  21:00~
「草野マサムネのロック大陸漫遊記」
 at TOKYO FM




 今回の導入は、「いよいよ終盤を迎えた朝ドラ」。
 ナレーションがウッチャンナンチャンの内村さんであるということ、「感慨深い」とおっしゃる。
 デビューした頃、ウッチャンナンチャンがブレイクしていたそうで、「この人たち、おもしろいな。いつかウッチャンナンチャンが出るような番組でスピッツの曲を使ってもらえたら」と思ったそうで。
 草野「今回、それがかなった」
 『夢で逢えたら』は好きでよく見ていたそうで、ダウンタウンとは「HEY!HEY!HEY!」で、清水ミチコさんとはスピッツの夏のイベントで(ココ)・・・。
草野「あとは野沢直子さん・・・。さてさて、スピッツが野沢直子さんと絡める日はくるのでしょうか?」(笑)
うーん、ムリっぽい。

 

 さて、今回は、「ブドーカンで観ました!で漫遊記」。
 草野「1966年のビートルズの公演以来、ロックバンドの目標のような会場です」
 草野くんが上京以来、ここでいくつものライブを見たなかで、「印象深かった方の曲を思い出話とともに・・・」、かけてくれるそうです。

 オンエア曲
 
01 優しいあの子(スピッツ)
 
02 Like A Moon(ROGUE)
 
03 ファイティングマン(エレファントカシマシ)
 
04 What's The Frequency, Kenneth?(R.E.M.)
 
05 愛し愛されて生きるのさ(小沢健二)
 
06 Are You Gonna Go My Way(Lenny Kravitz)
 
07 Girls Just Want To Have Fun(Cyndi Lauper)
 
08 Bye Bye Mr. Mug(the brilliant green)


 漫遊前の一曲は、スピッツで「優しいあの子」(2019.10 ニューアルバム『見っけ』。これの先行シングル)
 導入が「なつぞら」だったのでね・・・と。
 「優しいあの子」をリクエストされた方から、
 「バンプオブチキン特集で、心からバンプを褒めている草野さん。最近自分は褒められもしないし、他人を褒めることもないことに気づきました」
 
と。それで職場で周りの方たちを褒めることで貴重なアドバイスももらえたそうです。
 
それに対して、「バンプの回、結構反響がありました。ありがとございます」と軽く受け流すところは、「・・・らしい」ですね。

 1曲目は、「今年結成37年を迎える」、ROGUEの「Like A Moon」(1987年、2ndシングル/1987年、3rdアルバム『VOICE BEAT』)。
 おそらく、1989年8月のROGUEの武道館ライブが、「ワタクシ、草野マサムネの初めての武道館体験だったんじゃないかな?」。 
 それもスピッツメンバー全員で行った記憶があるそうだ。
 草野「メンバーの﨑ちゃんが大ファンで、こんなデカイ会場でやれるROGUEってすごいなって感動しましたね」
 ボーカルの奥野さんは大変な大けがをしたけれど、「最近テレビで見て、声がすごく出ているので、ここでも感動させてもらった」と。


 日本武道館の歴史を簡単にひもとくと・・・。
 1964年、東京オリンピックの柔道の会場として建設される。
 1966年、The Beatlesのコンサートライブが行われて以降、次々とビッグネームのコンサートが行われるようになった。
 1978年、チープ・トリックの武道館でのライブアルバムが大ヒットして、世界中に知られることとなった。
 草野「今の多くのミュージシャンの憧れの会場」
 スピッツは・・・というと、「オレ自身が天邪鬼な性格なんで、長いこと武道館を避けていたんですが」。
 でも初めてワンマンで武道館公演をやったときは、「不思議な感じがありましたね」
 草野「あしたのジョーがホセ・メンドーサとやった会場だよな・・・というような」(笑)
 やっぱり天邪鬼じゃないか!
 「うちのドラムの﨑ちゃん」(笑)は、中学生のときに剣道の試合で来たことがあるそうだ。


 次は、エレファントカシマシで「ファイティングマン」(1988年、デビューアルバム『THE ELEPHANT KASHIMASHI』)。
 1991年1月の公演。
 (これ、私も見てます。ひょっとして日本人アーティストの武道館公演として初めてだったかも。あ、私が・・・です)。
 草野「当時、宮本さんはずっとお客さんを怒ってる感じ。お客さんも座って怒られてるスタイル。すごい、みんな緊張して見ているんだけど、なんかそれを求めて行ってましたね」
 照明も最低限で、それがかえってストイックで「カッコよかった」。
 草野「メチャメチャ印象に残ってる武道館ですね」
 『the fighting men's chronicle エレファントカシマシ 劇場版」』(ココ)で、エレカシを語っている草野マサムネです。

 次は、「オルタナ系バンドの代表」、R.E.M.の「What's The Frequency, Kenneth?」(1994年、9thアルバム『Monster』)。
 草野「その後のグランジロックの人たちにも多大な影響を与えた」
 1995年2月の武道館公演をメンバー全員で。マネジャーの阪口さんが「R.E.M.の大ファン」。
 ヘンなギミックのない「曲で勝負!」というようなライブだったそうです。
 
この曲がライブの1曲目だった記憶があるとか。
 
メンバーが堂々としていて、「そのころスピッツはそこそこ売れてはきたけど、ライブは自信なさそうにやっていたので」、自分たちも!といい刺激を受けたそうだ。
 
(2000年代の武道館に行きました。結構聴いていたので、2011年の解散はちょっとショックだったな。よく聴いていたのは、『Monster』の前のアルバム、『Automatic for the People』で、この曲は今でもときどき聴きたくなる。「Everybody Hurts」。不覚にも歌詞に心打たれてしまった洋楽ってなかなか・・・)
R.E.M. - Everybody Hurts (Official Music Video)


 次は、小沢健二の「愛し愛されて生きるのさ」(1994年、4thシングル)。
 草野「フリッパーズギターの頃から気になる存在。ソロになってからも結構聴いていました」
 ソロ最初のシングル「天気よみ」はかなり聴きこんでいたそうです。
 武道館公演を見たのは、2ndアルバム『LIFE』リリース後の1995年11月。
 草野「メチャメチャ、クオリティの高いライブで、歌もサウンドもすごくよかったんですよね。
 「ラブリー」で、客に振りを強要するコーナーで、「オレもオザケン王子様に従ってしまった」(笑)。
 とっても楽しいライブだった、悔しいくらい楽しかった・・・と、当時の雑誌のインタビューで話していました。
 「ラブリー」は長い曲なので、今夜はこちらをかけるそうです。
 (記憶をたどってみたら、「ラブリー」ではなく「ドアをノックするのは誰だ?」だったそうです)
 これ、ここにあげちゃっていいのかな?
小沢健二-ドアをノックするのは誰だ?(LIVE AT BUDOKAN)


 そしてメッセージコーナー。
 40歳にして地元に戻って親の農業を手伝っているリスナーさん。
 「農業は天候に左右されるし大変だ」という草野氏の発言、今の状況そのものだ。
 「作業しているとき大音量でロックを聴いていると(イノシシよけにもなるそうだ)暑さも忘れるけれど、スピッツメンバーならどんな曲をかける?」
 に対しては、「ぜひラジオを聴いてほしい。いろんな曲がかかるしね」と。
 ラジオ愛です。

 「楽器に名前をつけたりしますか?」
 基本的にはつけないで、色とか品番で呼んでいるらしい。
 例外は昔立川の古道具屋で質流れ品として手に入れたYAMAHAのアコギ。ケースに「ソフィー」と書いてあり、中学生のころソフィー・マルソーが好きだったこともあって、「ソフィー」と呼んでいたとか。
 最近Sagoで作ってもらったギターは形から「チューリップ」と呼んでいるってさ。


 続いて、Lenny Kravitzで「Are You Gonna Go My Way」(1993年、3thアルバム『Are You Gonna Go My Way 自由への疾走』)。
 大人気でチケットは即SOLD OUTが当たり前だったころ。
 草野くんは「コネを使わずに」自力でとり、「ホントにはじっこの席で、レニー、見えないじゃん、見えてもたまに背中だけ」というような席だったとか。
 (私なんか、武道館・・・といえば、誰のライブでもたいてい、天井すれすれのところだな)
 でも出はけでそばを通るので、そのときに「こっちを見てくれたような」(笑)、で盛り上がったり、女性ドラマーのシンディー・ブラックマンのかっこいいプレイが近くで見ることができたり。
 楽しそうに語る草野氏です。
Cindy Blackman Santana: DRUM SOLO
 かっこいい! すごい腕の筋肉!

 最後は、Cyndi Lauperの「Girls Just Want To Have Fun」(1983年、デビューアルバム『She’s So Unusual』より。この曲の邦題は「ハイスクールはダンステリア」)。
 ライブを見たのは、2015年1月。
 リアルタイムで彼女がブームだったころは高校生で、「正直、あんまり興味なかった」。
 懐かしさもあって2015年に行ったら、「すっげーよくて、グッズも買っちゃいました」(笑)。
 「いい人オーラが溢れてて、聴いてて泣きそうになった。あったか~い気持ちにさせてくれるなま声をいただきました」と。
 (1980年代にポール・マッカートニーが参加していたイベントに彼女も出ていて、そのライブ映像を何度も見た思い出あり。かわいかった!)

 日本武道館はただ今、大規模修繕中。
 草野「トイレが少ないとか言われていたけど、どうなるんでしょうか」
 もともとあんなに大勢のお客さんを想定していなかったんだからしかたない・・・とも。
 
草野氏自身は、ということはスピッツとしては?「これからもお客さんとしてお世話になりたいと思いますので、よろしくお願いします」だそうです(笑)。


 そして、ここで、「ちょっぴりタイムマシン」のコーナー。
 今夜は、the brilliant greenで「Bye Bye Mr. Mug」(1997年、デビューシングル)。
 家電店でオーディオ機器を見ているときに、ふだんどんな音楽を聴くかと尋ねられ、「ロックですね~」と答えたところ、試聴用に用意してくれたのがこの曲だったと。
 繰り返し聴いていたら気持ちよくなって、家でもよく聴いていたそうです。
 リクエストされた方からの情報では、Mugには「悪党、ごろつき、チンピラ」という意味があるそうで、「そういうイメージで聴くと、また見えてくる世界が違ってきたりしますね」。
 
湿ったサウンド、湿り気のある声。あの時代が蘇る。


 そして来週は?
 「ロックバンドの癒し曲で漫遊記」だそうです。
 ふだんラウドな曲を演奏しているロックバンドの、秋のしっとりした雰囲気にふさわしいバラード曲などを草野セレクトで。
 「ツンとデレ、でいえば、デレの曲」だそうですよ!

 「草野さ~ん、キャベツが大量にあるんですけど、どうしたらいいですかね~」な質問でもOKですよ、だってさ。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« バンド仲間のつながりを垣間... | トップ | お墓に報告 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。