2020.08.13(木)
昨日は暑かったな。さすがに「気持ちいい~」とはならず。吹く風もまさに「熱風」。
だけど雷雨の影響なのか、ちょっと熱気がおさまって、夜は窓を開けて扇風機で心地よかったな。
太陽の熱の下、米津玄師の『STRAY SHEEP』の快適さで歩き続けることはできたのかな?
夏はやっぱり(夏も?)、ちょっとからだのどこかにひっかかる曲を聴きたくなるのはなぜだ?
夏の夜には、初恋の嵐の「真夏の夜の事」でしょ、とかね。
高村薫の『冷血』を読み始め、ややこしい迷路に入り込みそうな暑苦しい導入に、ふと逃げ出したくなる。
そして、忘れてはならない、今年もマーシーの「夏が来て僕等」(ココの稚拙なレビュー。だけど毎年、自分にはこれ以上の気持ちのこもったものは書けないなあと思うのだ)。
会えなくなった人たちを思って、二度と味わえないからこその思いをこめて、大事な夏を送る。
今年はお盆休みの感覚が乏しくて、家の近くの小売店のシャッターが閉まっていて「~までお休みさせていただきます」の貼り紙に、ああそうだったかと思い至る。
炎天下、しかたなく少し離れたコンビニへ。
公園には誰もいない。時計の針は午後1時過ぎ。暑いぞー!
離れて遊んでね、のメッセージ。
この暑さじゃ、誰もいないよ。
(この前、ここで女児二人と花火をしたけれど、某ドラッグストアの店頭で購入したやつ、ちょっとしょぼかったぞ)
そういえば、昨日の午後は母とのオンライン面会。
途中でデカい雷鳴に、一瞬の停電。
会話がちょっと途切れ気味で。
だけど、母はうっすらメイクをして、お気に入りの赤い口紅で、元気そうだった。
こっちはすっぴんにメガネ(笑)、相方は夏フェスのTシャツにスポーツタオルを首に巻き。
「こんなに暑いのに運動してたの?」と、母に心配させてしまったではないか。
母の誕生日に届けた淡いピンクの扇子。
ふだんなかなか褒めない母が、「いい柄ね~。最近はああいうのが流行っているのね」と珍しく。
そして、やっぱりふと思う。
私の母も相方の母も今は元気だけれど、そうはいっても、確実な未来ははかない。
人生の最後にこんな・・・と思うと、彼女たちがくぐり抜けたあの戦争の日々までさかのぼって考えてしまう。
立ち止まって考えるとどこかに迷い込みそうになるので、私はずるく立ち回る。
コロナの行方は予想ができないんだから・・・。
そこでやめて、私の日常に戻る。
その繰り返し。
秋には、どうなっているだろう。
こんな文章、いつも書いては曝して、すみません。
スピッツの「不思議」に後押しされて、「なんなんだ~♪」と言いながら、炎天下を歩く。
続いて「点と点」は、足並みを速めてくれる。
いいなあ、やっぱり私には、どの季節でも、とりあえずはスピッツのサウンドだ!
ライブ、行きたいなあ。
できれば来年の夏、野外で汗かきたいなあ。行けるかなあ??
今日も雷雨に見舞われて少しだけ落ち着いた街ん中。
夕暮れにカインズホームまで歩いて、荷造り紐を買ってくる。土曜日に資源ごみを出す!
私の暑中見舞いに「あなたの言うとおり、ちゃんと生き抜こうぜ」と返信をくれた友人。
そうだよ、また会える日まで、ちゃんと生きていよう・・・。
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