隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

「若葉」(スピッツ)~やっぱりこの季節に

2009年04月02日 00時47分03秒 | スピッツ
■もうすぐピッタリの季節に…
 iPod のイヤホンがヤバイ状態。
 エレカシの宮本さんの声がときどきふわ~っと遠ざかって彼方からかすかに聞こえたり、スピッツがインストバンドになったりする。
 カナル式のイヤホンにしたいのだけれど、どうも耳に合わない。昔母が耳掃除をしてくれたとき、小さすぎて奥が見えなくて怖い、と言っていたっけ。
 オーダーメードのイヤホンがあるって聞いたけれど、そういうのに挑戦したほうがいいのかな。
 どっちにしても、イヤホン末期だ…。
 それでもときどき完全復帰するそのイヤホンから、今朝は「若葉」が流れてきた。歌詞のせつなさに、ふっと窓の遠くを見てしまった。昨秋のリリース時には感じなかった種類の感情かもしれない。
 やっぱり桜が散ったあとの新緑の日々の匂いが、気配が、もうすでに漂っているからなんだろうか。「若葉」はやはり、この季節にこそ、の曲なのかもしれないな。
 ココでは「秋に聴く『若葉』もなかなか」とか書いているけど(もちろんそのときはそう思ったんだけど)、やっぱり「今」でしょ!なんて思ってしまう。
 「忘れたことも 忘れるほどの」とか「暖めるための~燃やすところだった」などの歌詞のうまさに胸をギュッとつかまれたと書いてあるけど、うまいなあと思わせる言葉のチョイスにうなってしまう。
 【追記】で、「『涼しい風~並んで感じてた』が沁みる。見つめあうのではなく『並んで』いるところ」と書いているけど、ここは今朝も心をつかまれた。優しい切ない手で。
 「涼しい風」と「鳥の歌声」は桜のすぐあとに来る季節の専売特許かもしれない。
 「涼しい風」なんて、どうってことのない単語の組み合わせなのに、なんでこんなに胸に沁みるんだろう。
 フランス語の“belle saison”(美しい季節)は、春から初夏にかけての日々のことらしい。
 大嫌いな寒い暗い日々を、この季節のために乗り越えたんだもの、大事に謙虚に楽しみたいもんだ。
 「涼しい風♪」か~。
 「若葉」…、スピッツ王道で片づけてしまうにはもったいない、ちょっと深掘りしてもいい言葉の集合体かもしれないな。


 スピッツの夏の参加イベント第一弾が発表されました。コチラです。
 アジカン主催のイベントとはうれしい!!
 それにしても、belle saisonをゆっくり過ごしたいのに、もう夏の話題か(笑)。
 夏も大好きだけど、ま、急がずに急がずに。



■立花隆 said「師からから何も学ばなかったのか!」
 今朝(4月1日の朝日新聞朝刊「オピニオン」の立花隆の寄稿文。
 私のようにぼんやり頭にもすっと入ってくる論調でした。単純明快、わかりやすい。
 小沢は政治の裏工作では抜群の手腕を発揮するけど、表舞台の大衆コミュニケーターとしての資質はまったくない、と一刀両断に切り捨てたうえで、ロッキード事件で逮捕された直後に自民党を離党し裁判は個人として闘った田中角栄の例を上げ、「小沢は師から何を学んだのか」と。
 別に民主党が好きなわけじゃないけど、このままじゃ、自民麻生は生き返るぞ!とただそれだけを言いたいのです。

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