■2010年6月15日(火)■
●電車が混んでた!
はい、正真正銘のミーハーですから。いろいろ影響受けやすい人間ですから。
ふだんはそれほど熱くはならないし、知識も常識的な線でしかないのですが、WBC同様、サッカーW杯!
初戦で勝ち点3は興奮します。しました!
「おおー!」と声もでました。
関係者以外、けっこう悲観的なことを言う人が多かったし。
やってみなければわからないということで。それがスポーツ、それが人生(お、話が大きくなってきた)
ということで、1カ月、私も楽しませてもらおう、っと。
昨夜9時過ぎに電車に乗っていたんだけど、混んでる、混んでる、サラリーマンのおじさんやお兄さん。
ふだんあの時間の私鉄は、ラッシュのピークは終わり、酔っ払いにはまだ早い時間ということで、案外すいていることが多い。
こころが昨夜は雰囲気が全然違い、「無言で決戦に向かう男軍団」のおかげで、私は座れなかったわけで。
そういう状況をメールしたら、「ああ、これから帰って風呂入って、ビール飲みながらテレビ観戦にちょうどいい時間なんじゃない?」と。そのとおりだ。
4年に一回の不思議な空間。
ある日突然サッカーおばさんになって私を驚かせた友人は、きっと遠くの空で辛口応援しているだろうな。
■はやぶさが帰ってきた!
地球を離れた直後から心配ばっかりかけやがって(笑)。
たまに入ってくるニュースで、「ああ…」とため息ばかりつかせやがって…。
忘れたころに、はやぶさは帰ってきた。
おかしなもので、わが身を燃え尽きさせてカプセルを無事に帰還させた、なんてところにストーリーを作ってしまう人間。感動してしまう、ホント、理系じゃない生き物です。
カプセルにイトカワの砂が入っていなくても、こんなトラブル続きの末に地球に戻ってきたことにも価値があるのでは?
人間が宇宙にステーションを作って作業をするのも感動だけど、そういうのって、どこかで「征服」のにおいがちょっとしちゃうへそ曲がりには、ひそかに小惑星の砂を運んできて、惑星のなりたちや太陽系の歴史をさぐってみよう、なんてプロジェクトに限りない神秘を感じて、想像だけがふくらんでしまう。それは、昔夢中になって読んだSFや子ども向けの「宇宙の本」を思い出させてくれる。
おかえり、はやぶさ!
金メダル級だって!(ココ)
■6月15日
1960年の安保闘争で、国会前で当時大学生だった樺美智子さんが亡くなった日だそうだ。
今日の『朝日新聞』の「大江健三郎の定義集]。
「(鳩山元首相が)やってみせたすべては、(彼の謝罪の言葉の中にあったように)『沖縄の皆様方を結果的に傷つけてしまう』ことではなく、その現場で、沖縄の島民を侮辱することだった」と厳しい文章で切り捨てている。
加藤周一氏の「…安保条約の解消をめざす。と同時に、日米間の非軍事的協力を強化するために新しい体制をつくる」という14年間前の文章を引用したうえで、“傍点”つきのこんな文章で「定義集」を締めている。
「(沖縄の)怒りと抵抗は続くでしょう。鎮まるとすれば『この国の根本的な方向転換』が実際に見えて来る時です」
歴史は後戻りできないけれど、あのとき安保条約を締結していなかったら、あるいは10年ごとの更新がどこかで途切れていたら、でっかいアジア大陸にへばりついているような、このちっぽけな国はどうなっていたんだろう。
あっけなく消えていたのか、それともこの国の人々の勤勉さと「はやぶさ」に象徴されるような地道な活動で、したたかに生き抜いていたんだろうか。
後戻りはできないことを承知したうえで、それじゃ、この先はどういう選択肢があるのだろうか。
●電車が混んでた!
はい、正真正銘のミーハーですから。いろいろ影響受けやすい人間ですから。
ふだんはそれほど熱くはならないし、知識も常識的な線でしかないのですが、WBC同様、サッカーW杯!
初戦で勝ち点3は興奮します。しました!
「おおー!」と声もでました。
関係者以外、けっこう悲観的なことを言う人が多かったし。
やってみなければわからないということで。それがスポーツ、それが人生(お、話が大きくなってきた)
ということで、1カ月、私も楽しませてもらおう、っと。
昨夜9時過ぎに電車に乗っていたんだけど、混んでる、混んでる、サラリーマンのおじさんやお兄さん。
ふだんあの時間の私鉄は、ラッシュのピークは終わり、酔っ払いにはまだ早い時間ということで、案外すいていることが多い。
こころが昨夜は雰囲気が全然違い、「無言で決戦に向かう男軍団」のおかげで、私は座れなかったわけで。
そういう状況をメールしたら、「ああ、これから帰って風呂入って、ビール飲みながらテレビ観戦にちょうどいい時間なんじゃない?」と。そのとおりだ。
4年に一回の不思議な空間。
ある日突然サッカーおばさんになって私を驚かせた友人は、きっと遠くの空で辛口応援しているだろうな。
■はやぶさが帰ってきた!
地球を離れた直後から心配ばっかりかけやがって(笑)。
たまに入ってくるニュースで、「ああ…」とため息ばかりつかせやがって…。
忘れたころに、はやぶさは帰ってきた。
おかしなもので、わが身を燃え尽きさせてカプセルを無事に帰還させた、なんてところにストーリーを作ってしまう人間。感動してしまう、ホント、理系じゃない生き物です。
カプセルにイトカワの砂が入っていなくても、こんなトラブル続きの末に地球に戻ってきたことにも価値があるのでは?
人間が宇宙にステーションを作って作業をするのも感動だけど、そういうのって、どこかで「征服」のにおいがちょっとしちゃうへそ曲がりには、ひそかに小惑星の砂を運んできて、惑星のなりたちや太陽系の歴史をさぐってみよう、なんてプロジェクトに限りない神秘を感じて、想像だけがふくらんでしまう。それは、昔夢中になって読んだSFや子ども向けの「宇宙の本」を思い出させてくれる。
おかえり、はやぶさ!
金メダル級だって!(ココ)
■6月15日
1960年の安保闘争で、国会前で当時大学生だった樺美智子さんが亡くなった日だそうだ。
今日の『朝日新聞』の「大江健三郎の定義集]。
「(鳩山元首相が)やってみせたすべては、(彼の謝罪の言葉の中にあったように)『沖縄の皆様方を結果的に傷つけてしまう』ことではなく、その現場で、沖縄の島民を侮辱することだった」と厳しい文章で切り捨てている。
加藤周一氏の「…安保条約の解消をめざす。と同時に、日米間の非軍事的協力を強化するために新しい体制をつくる」という14年間前の文章を引用したうえで、“傍点”つきのこんな文章で「定義集」を締めている。
「(沖縄の)怒りと抵抗は続くでしょう。鎮まるとすれば『この国の根本的な方向転換』が実際に見えて来る時です」
歴史は後戻りできないけれど、あのとき安保条約を締結していなかったら、あるいは10年ごとの更新がどこかで途切れていたら、でっかいアジア大陸にへばりついているような、このちっぽけな国はどうなっていたんだろう。
あっけなく消えていたのか、それともこの国の人々の勤勉さと「はやぶさ」に象徴されるような地道な活動で、したたかに生き抜いていたんだろうか。
後戻りはできないことを承知したうえで、それじゃ、この先はどういう選択肢があるのだろうか。