2019.05.02(木)
4月最後の日曜日、遠出はせずに駅前の花の祭りに。
最近は地元の祭りに出かけることもなくなっていたけれど、今回は幼い女子二人を連れて。
初夏の陽ざしの中、半袖の子どもたちが元気だ。
そして、同い年の女子二人は、張り合ったり取り合ったり、だけどときに結託して大人を誘導したり(笑)。
幼くても、女子は侮れない・・・。
■ 時代か・・・
メディアの大騒ぎには乗り切れないけれど、でもふっと、思い出すきっかけにはなった。
平成元年は、まだ若かった弟が旅立った年だ。西暦で覚えていたから、計算して、ああ、そうだったんだと気づいたというありさま。
あれから30年。
生きていたらどんな中年男子になっていたんだろうと想像するけれど、それは私の能力をはるかに越えている。弟は永遠にあのときのまま、ぼんやりしつつ、ここにいるということか。
声と喋り方が似ている長男が私を呼ぶとき、ふっと昔の二人の時間が蘇って不思議な気分になるだけだ。
1989年・・・、初夏にスピッツを知って、秋に弟を。そんな一年だった。
若い頃は、昭和天皇と戦争のつながりがまだ話題になることもあって、戦争を知らない私でもどこか複雑な思いを抱いていた記憶がある。
そんななかで、そういうはっきりしない思いが少しずつ見えなくなっていったのは、平成の時代の中で、お二人が見せてくれた姿勢によるのか?
けれど、時代は誰かが与えてくれるものではなく、私のもの・・・だと思いたい。
「平和な時代にしてほしい」「なってほしい」ではなく、「自分の思いのつまった時代にしていく」という意志なんだろう。微力ではあっても、微力であるからこそ?、そういう感覚でいたいもんだ。
とちょっとまじめに。
■「平成を代表する・・・」
こういうランキングや特集があちこちで見られて、なんとなく苦笑。
話題づくりだと冷めた目で見ていたほうがいいんだろう。
好みだしね~(笑)。
https://tfm-plus.gsj.mobi/news/AbXmw14q6b.html?showContents=detail
https://tfm-plus.gsj.mobi/news/gXB6UiOsI5.html?showContents=detail
■ 動くイチロー
https://full-count.jp/2019/05/02/post361536/
https://full-count.jp/2019/05/02/post361551/
https://full-count.jp/2019/05/01/post361074/
打撃投手のイチロー。
https://full-count.jp/2019/05/02/post361551/2/
こういうの、いちばんイチローらしい復活かもしれない。
やっぱり動いているイチローは魅力的で、見入ってしまう。
■ 植木職人
生まれ変わったら・・・いろいろ希望はあるけれど。
植木職人も悪くないかも、と。去年から何度か考えたりして、自分で笑ってしまう。
花が好きだった母より、外出先でも他人の家の庭先の植木を立ち止まって見ていた父を思い出す。
一昨日は実家に泊って、昨日は二人で植木の剪定。
こんなにこんもりして風通しの悪い木々にシロウトが手を入れて、こんなふうにさっぱりと。
つつじもきれいに咲いていた。
短い期間だろうけど、それまでは父の庭だ。
■ の~んびり
空模様が落ち着いたので、ハガキを出しに郵便局まで歩いたら、陽射しの中、「生まれたばかりのグリーン」がまぶしい。
「はじめて見たグリーン♪」じゃないけれど、すべてを越えて、胸がいっぱいになる。
この気持ちに年齢制限はないんだぞ、と言いたい。
むしろ10代の頃なんて、こんなふうに青や緑に心躍らせていたっけ?
命がつきることなんて別世界の出来事だった能天気なワタシは、日々のドキドキに右往左往して、立ち止まって見上げたりはしなかったのか。
むしろ今のほうが、私の心は乙女チックだ(笑)。
八重桜が散って、花のトンネルは緑色になった。
どうってことのない風景でも、生まれたばかりのグリーンさえあれば、天下の景勝地に迫ることさえできる。
明日は人のいないところをねらって歩くつもり。
オルタニカ 神谷さんのおっしゃるとおり。
聴けば聴くほど・・・です、スピッツは。
https://twitter.com/altanica_vo/status/1121357469656072192?s=11
今はイエモンの新譜『9999』を聴いて、グサグサきていますけど。