映画「11人目~」から一年が経ちましたが、未だに比護さんと哀ちゃんという組み合わせには大いなる可能性を感じずにはいられません。というわけであれこれと妄想しているうちに
・真田家の娘と平和の息子は幼稚園の同級生であるのが縁で、真田家と服部家は仲良し。
・服部は新一経由で哀ちゃんと比護さんが知り合いなのを聞いている。
・真田は比護さんから哀ちゃんの話を聞いてる。
↑という設定が固まり(なぜここの設定が先に決まるのか、我ながら不思議です(笑))真田と服部が已然としてジレジレな二人に業を煮やして↓こんな事を企んでみました。という小話です。
【ミッション:服部】
「はい、阿笠です。あら服部君。久しぶりね」
「おう、久しぶり。ちっさい姉さんも元気そうやな」
「そのちっさい姉さんってそろそろやめてくれないかしら」
「すまんすまん。こーんなちっこい頃から知ってるから、つい言うてしまうねん」
「…前から思ってたけど、貴方って言い方が親父臭いのよね」
「お、親父!?………まあ、ええわ。それより本題なんやけど、姉さん今週末に大阪来るんやろ?」
「ええ、博士と一緒に出席する学会があって」
「その次の日に俺んちでバーベキューするねんけど、姉さんも来ぃひん?」
「パス。私あまり人の多いところ苦手なの」
「大丈夫やって。身内ばっかりの気軽な集まりやし。それに阿笠のじーさんは『もちろん哀君とフサエさんと三人で出席させてもらうわい』って言うてたで」
「ちょっと、博士にもう言ってるの?」
「昨日、電話した時にな。姉さんがデートの邪魔にって気を使ってさっさと帰ってしまうんやけど、イベントやったら一緒に出てくれるやろって喜んどったで」
「……貴方って案外、策士なのね」
「はは、褒め言葉やって思うとくわ。でも和葉もうちの坊主も久しぶりに姉さんに会いたいって、言うてるし来てくれたら嬉しいねんけどな」
「わかったわ。私の負けよ」
「そうか!ほな待ってるわ~」
【ミッション:真田】
「比護さん、この前のあの娘どうなりましたん?」
「どうもこうも無いよ。あれから会ってない」
「アレっきりて。何でですか?」
「シーズン中にそんなにしょっちゅう東京まで行けるかよ」
「ほんなら向こうを大阪に招待とか…」
「バカ。相手はまだ未成年だぞ。大阪だったら泊まりになるのに簡単に呼び出せるかよ」
「ホンマに真面目ですねえ。でも、連絡はとってるんでしょ?」
「ああ。電話とかメールはしてるよ。そういえば今週末は大阪に来るって言ってた」
「はあ!?ほんならそれこそ会いに行ったらよろしいですやん!」
「お父さんと一緒に学会らしいんだ。その後はお父さんが恋人に逢うのを邪魔しないように自分はとんぼ返りするらしい」
「え~!比護さんはそれでええんですか!?てか、親父さんのデートとは別に彼女と比護さんがデートしはったらええですやん」
「…あれだけ申し訳なさそうに言われたら何も言えないさ。それにオレ達はまだ付き合ってるわけじゃないし、お父さんに挨拶もしてないのに、そんな事言ったって彼女を困らせるだけだろ」
「か~!!じれったいなあ。ホンマに平次の言うとおりやで。もう、よろし。ほんなら日曜日は暇なんですね?」
「あ、ああ。予定はないけど…」
「オレんとこと家族ぐるみで付き合いのある連れのとこでバーベキューしますねん。一緒に行きましょ!比護さん来てくれたら、うちの娘の喜びますわ」
「そうだな。たまにはバーベキューも楽しいかもな」
ということで二人は服部家のバーベキューでばったり会って、その上比護さんは博士とフサエさんに挨拶までできて(二人とも比護さんの好青年ぶりをいたく気に入った模様)あとは比護さんが哀ちゃんに告白するだけ、というあたりまで妄想が固まってきましたが、何かこの二人だとくっつくまでどう考えて長編になるんですよねえ(苦笑)
・真田家の娘と平和の息子は幼稚園の同級生であるのが縁で、真田家と服部家は仲良し。
・服部は新一経由で哀ちゃんと比護さんが知り合いなのを聞いている。
・真田は比護さんから哀ちゃんの話を聞いてる。
↑という設定が固まり(なぜここの設定が先に決まるのか、我ながら不思議です(笑))真田と服部が已然としてジレジレな二人に業を煮やして↓こんな事を企んでみました。という小話です。
【ミッション:服部】
「はい、阿笠です。あら服部君。久しぶりね」
「おう、久しぶり。ちっさい姉さんも元気そうやな」
「そのちっさい姉さんってそろそろやめてくれないかしら」
「すまんすまん。こーんなちっこい頃から知ってるから、つい言うてしまうねん」
「…前から思ってたけど、貴方って言い方が親父臭いのよね」
「お、親父!?………まあ、ええわ。それより本題なんやけど、姉さん今週末に大阪来るんやろ?」
「ええ、博士と一緒に出席する学会があって」
「その次の日に俺んちでバーベキューするねんけど、姉さんも来ぃひん?」
「パス。私あまり人の多いところ苦手なの」
「大丈夫やって。身内ばっかりの気軽な集まりやし。それに阿笠のじーさんは『もちろん哀君とフサエさんと三人で出席させてもらうわい』って言うてたで」
「ちょっと、博士にもう言ってるの?」
「昨日、電話した時にな。姉さんがデートの邪魔にって気を使ってさっさと帰ってしまうんやけど、イベントやったら一緒に出てくれるやろって喜んどったで」
「……貴方って案外、策士なのね」
「はは、褒め言葉やって思うとくわ。でも和葉もうちの坊主も久しぶりに姉さんに会いたいって、言うてるし来てくれたら嬉しいねんけどな」
「わかったわ。私の負けよ」
「そうか!ほな待ってるわ~」
【ミッション:真田】
「比護さん、この前のあの娘どうなりましたん?」
「どうもこうも無いよ。あれから会ってない」
「アレっきりて。何でですか?」
「シーズン中にそんなにしょっちゅう東京まで行けるかよ」
「ほんなら向こうを大阪に招待とか…」
「バカ。相手はまだ未成年だぞ。大阪だったら泊まりになるのに簡単に呼び出せるかよ」
「ホンマに真面目ですねえ。でも、連絡はとってるんでしょ?」
「ああ。電話とかメールはしてるよ。そういえば今週末は大阪に来るって言ってた」
「はあ!?ほんならそれこそ会いに行ったらよろしいですやん!」
「お父さんと一緒に学会らしいんだ。その後はお父さんが恋人に逢うのを邪魔しないように自分はとんぼ返りするらしい」
「え~!比護さんはそれでええんですか!?てか、親父さんのデートとは別に彼女と比護さんがデートしはったらええですやん」
「…あれだけ申し訳なさそうに言われたら何も言えないさ。それにオレ達はまだ付き合ってるわけじゃないし、お父さんに挨拶もしてないのに、そんな事言ったって彼女を困らせるだけだろ」
「か~!!じれったいなあ。ホンマに平次の言うとおりやで。もう、よろし。ほんなら日曜日は暇なんですね?」
「あ、ああ。予定はないけど…」
「オレんとこと家族ぐるみで付き合いのある連れのとこでバーベキューしますねん。一緒に行きましょ!比護さん来てくれたら、うちの娘の喜びますわ」
「そうだな。たまにはバーベキューも楽しいかもな」
ということで二人は服部家のバーベキューでばったり会って、その上比護さんは博士とフサエさんに挨拶までできて(二人とも比護さんの好青年ぶりをいたく気に入った模様)あとは比護さんが哀ちゃんに告白するだけ、というあたりまで妄想が固まってきましたが、何かこの二人だとくっつくまでどう考えて長編になるんですよねえ(苦笑)
確かになかなか進展しない話は難しいかも。
あ、それは末長く覚さんのお話を楽しめるという事で、ゆったりお待ちしております(ポジティブ思考)
ジレジレって読んでると楽しいんですけどね。比護さんも哀ちゃんも全然思い通りに動いてくれないのが、また書き手泣かせなんですよ。
でも外堀から埋めていくのは意外と面白かったりして。
最後の一行でハルさんがほたるさんの仲間になったのでは、とドキドキしてます。