本屋バトン

CandleLightのこつぶさんから本屋バトンをいただきました。途中で一回消えて書き直しました（涙）。でも楽しかったです。
では以下回答です


＜本屋バトン＞
１．本屋さんに行ってどんな本を見ますか？

入り口から入って、平積み話題図書→新刊コミック→新刊文庫→新書→雑誌と一周するのが定番コースです。
マンガ雑誌とかは基本立ち読みなんでこつぶさんと同様に本屋よりもコンビにですね。
時間がある時は予定は無いけど旅行コーナーとNHKのテキストで立ち読み。NHKのテキストって初心者向けでコンパクトにまとめてあるので面白いですよ。 

２．雑誌は買いますか？ 

とりあえず「週間少年サンデー」。20年くらいのお付き合いです。もう立ち読みでもいいんですけど習慣でついつい。
それから「山と渓谷」と「岳人」の7月・8月号と「夏山別冊」と「夏山JOY」他の季節は立ち読みですが、夏だけは買います。
あとは内容によってはたまに今日の料理とか。
結構買ってますね。


３．最近読んだ本は？ 

最近というか、今読んでるのは太田忠司『カッサンドラの嘲笑』と香山リカ『いまどきの「常識」』と村井章介『中世日本の内と外』。
いつも何冊か並行して読んでます。

４．買って失敗した……面白くないから買わなきゃよかった、という失敗 はありますか？

もちろんあります。本は買って読むまで分かりませんからね。表紙で選んだ場合は五分五分です。


５．本(漫画・雑誌を含む)にかけるお金は月に何円くらいですか？ 

結構使ってますね。古本も多いですが、リアルに計算すると怖いので、スルーの方向で（苦笑）


６．雑誌や週刊誌はたまってくるとどうしますか？

要るところだけ切って、紐で括って廃品回収です。


 ７．おすすめの本があれば教えて下さい。 

長くなります。覚悟はいいですかｗ？

『盤上の敵』　北村薫　（講談社）
北村薫の作品の中では異色ですが、私はこれが一番面白いと思います。
妻を人質にとられたTVディレクターが犯人と交渉する過程をチェスになぞらえていますが、最後まで読者は裏切られていきます。ラストの展開に思わずうなった作品です。

『スクランブル』　若竹七海（集英社）
私立の女子高で起きた殺人事件を主題に小さな事件が連作形式で綴られていき最後に大きな流れに収束します。ミステリーとしても面白いですが、青春小説としても楽しめる作品。高校生の頃の自分を思い出して赤面すること請け合いですｗ

『王妃の離婚』　佐藤賢一　（集英社）
12世紀のフランス王と王妃の離婚裁判の話。こう書くと堅い話のようですが、そうでもないです。絶体絶命の裁判が一人の弁護士の登場でひっくり返っていく様は読んでいて痛快です。主人公の弁護士の台詞がまたかっこいいんです。私が好きなのは「プロの仕事を教えてやる」です。

『デルフィニア戦記』　茅多砂胡　（中央公論社）
ライトノベルです。世界観、登場人物、ストーリーどれもしっかりしていて面白いです。本編は新書で18巻と長いですが一気に読めると思います。いろいろ書きたいんですが書いたらネタバレになるので、まず読んでください。

小説ばかりなんでコナンつながりで一冊。
『海賊たちの太平洋』　杉浦昭典　（筑摩書房）
「紺碧の棺」に対抗するわけではないですが、海賊たちの真実を知ることのできる一冊。アンとメアリーのカリブ海族の時代より前の私掠船団時代の本ですが、少なくとも洞窟にあった海賊船では海賊活動が出来ないことはわかります。

最後はマンガで
『キャットルーキー』　丹羽啓介　（小学館）
少年サンデー超に連載されていたプロ野球マンガ。10年の長期連載マンガで面白かったんですが雑誌の路線変更で打ち切られてしまいました。
今ではなかなか手に入らないのですが、古本屋などで見かけたら是非一度読んでみてはどうでしょう。

『動物のおしゃべり』　神仙寺瑛　（竹書房）
４コマ漫画です。動物としゃべれる幼稚園児ミカちゃんと動物たちのコミカルな話。でもミカちゃんは絶対5歳児じゃないと思います。コナンも真っ青なしっかり者の幼稚園児です。


８．これはよくないよっていう本はありますか？ 

まあこればっかりは個人の嗜好ですからね。ベストセラーでもあわないとダメなものはダメですから。


９．本屋さんはどれくらいの頻度でいきますか？

平均したら週に一回くらいです。わざわざ行くというより時間つぶしに寄ることの方が多いかも。

10．買ったけど読んでない本ありますか？

あります。本棚の一番下に積んでます。読む気はあるんですよー（誰に言い訳ｗ）

11．バトンを回す５人。

特に誰ということも無いんで見て面白そうだと思った人はどうぞ。