前回からの続き➡前回の話
砂糖は体内のカルシウムやビタミン類を奪う。
白砂糖は、酸の結晶のようなものだとも言われています。
砂糖を摂りすぎると血液は酸過剰の状態に傾き、生体はそれを中和しようと、体内の予備アルカリであるカルシウムを動員するのです。
ドイツの自然療法家ブラウフレは「白糖は灰盗だ」と、早くから警告していました。
白砂糖はまさにカルシウム泥棒なのです。
だから砂糖を摂りすぎると骨が弱くなるし、虫歯も出来やすくなります。
またカルシウムには精神系の興奮を抑制する働きもありますから、カルシウム欠乏によって神経過敏になったり、やたらとイライラしたり、ノイローゼになったりする可能性があるわけです。
砂糖はカルシウムだけでなく、ビタミンB1も奪っていく。
砂糖は体内で単糖類に分解され、エネルギーを生み出すクエン酸サイクルという分解過程に用いられます。
そのとき、体内のビタミンB1が使用されます。中でも果糖はブドウ糖の50倍ものビタミンB1を消費します。
ビタミンB1が欠乏すると、全身倦怠感に悩まされます。
糖質は中性脂肪になって血管壁に付着してしまう。
砂糖を摂りすぎると、体内で過剰になったこれらの含水炭素食品は、その大部分が中性脂肪の形で貯蔵されます。
血液の中に脂肪分がたくさんたまる状態を"高脂血症"と呼んでいますが、この高脂血症は動脈硬化の一歩手前の段階として知られています。
元慶応大学医学部教授、相沢豊三氏によると高脂血症の50%は脂肪に起因するコレステロールだけが多いタイプでしたが、30%はコレステロールと中性脂肪の両方が多いタイプ、そして全体の20%は中性脂肪だけが多いタイプだったそうです。
こうして砂糖の摂りすぎは動脈硬化の原因をつくります。
一番怖いのは、白砂糖の依存性
砂糖が人間の身体に及ぼす悪影響は他にも色々あるのですが、いずれにしても、砂糖は知らないうちに摂りすぎてしまうもの。
そしてそのありとあらゆる害を見るにつけ、白砂糖を食卓からなるべく追放したいと感じると思います。
ですが実は、それは簡単ではありません。
<それは魔法が人を魅惑するように、白砂糖には依存性があるからです>
次回は、白砂糖の依存性から脱却する方法を、断食療法の大家、
甲田光雄著:「白砂糖の害は恐ろしい」―これを防ぐために
から紹介したいと思います。
白砂糖の代わりに使いたい甘味料➡デーツシロップ
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