カタモノの道中着だった。
(名前の由来となったエピソードはコチラ)
織だけどほこほこしていないので、
柔らか物の上にも着ていたが、
やっぱりもう少しソフトなシルエットの方がいいなあ。
…というワケで、こんな道中着を衝動買い。
今シーズンは見送るはずだった。本来は。
でも未使用の仕立て上がり品で、超破格値。
しかも、これこそ私の探し求めていた色。
暖かみのある、ゴールドがかったイエロー。
年明けから出番の続く「しあわせ色」の着物より
少し黄味が強い。
私にとっては、顔映りがとても良い色なのだ。
ふくれ織というのだろうか、なだらかなおうとつのあるコート地で
写真ではまったくわからないが、蛍ぼかしも入っている。
「最近は長着用の小紋で誂えることも多いようですけれど」
ショップの方が言うには
「丈がやや長めになると、生地によっては
“ゾロリ”としちゃうこともあるんですよ」
何となく、だらんと引きずるかのような裾のライン、
私も覚えがある。
その点、コート地の方がより堅牢であるとともに
柔らか物なら柔らか物なりに“しまって”見えるのだそう。
なるほど…、一つ勉強になった。
かつては黄色の財布が金運を上向かせるなどと流行ったものだが
(今もそう?)
この道中着も何か良い運を呼び込んでくれるといいな。
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