![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/c2/7ce04e70acb17a4579bd3b13eb2511aa.jpg)
近所の藤がここ1,2日でもう咲き揃いました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/18/4fc074a1cc4f5972b75ef5f30b9a705b.jpg)
桜並木の遊歩道も、緑が多くなってきて
そんな春の日に
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カーネーションの鉢植えを買いました。
動機は、可愛かったし、何となく……なのですが
何日かするうち
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小ぶりの花が開くたびに
「チビワンが咲かせてくれた」と思うようになりました。
先日の話に戻りますが
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長続きする幸せは、人と比較しない心の充足感、であるならば
小さな喜びをたくさん見つけて
たくさん喜ぶほど、効率よく幸せになれる
と、私は仮説を立てたのです。
(まあ、そりゃそうですよね。
例えば私が、幸せのために億万長者を目指そうとしたら、
たぶん何百年かかっても幸せになれない
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_warai.gif)
では、とるに足らないような小さなことでも
喜べるようになるにはどうしたらいいか。
と、考えたときに、思いついたのが
「小さな喜びは、チビワンがくれたプレゼント だと思うようにする」でした。
小さながポイントです。
何しろ、犬のすることですから、むしろ小さくなければ嘘っぽい。
急に大金が入ったとか、きものが降ってきた(!)、という類は、
彼女からのプレゼントではないのです。
そして、これら自体は地位財ですから、長続きしない幸せ、ということになります。
小さな喜びなら、毎日何かしらはあるもので
・今日つくった鯖味噌煮が美味しくできた
・散歩に出たら、曇り空がさーっと晴れて気分よく歩けた
・連絡がきたらいいなあと思っていた旧知の友から
ひょんなことで電話があった
・昔大好きだった歌が偶然、ラジオから流れてきた
とりあえず、書き留めておくようにして
見つかるたびに、チビワンの遺影に「ありがとう」と話しかけます。
ちなみに
「ありがとう」「大好きだよ」と声に出すことも
幸せホルモンの一種オキシトシンの分泌を促すといわれています。
これはややセンチメンタルな表現ですが
こうしていると、何となくチビワンが生きた存在で、
本当に何か、してくれているような気持ちになります。
そうすると不思議なもので
「ありがとう」と言いたいがために
自分から小さな喜びを積極的に見つけるようになります。
かくしてここに、正のスパイラルが生まれる、というわけです。
実際、喜べることが多くなると、気分も良いし、
周囲に対しても、感謝の気持ちを今まで以上に
もてるようになってきたし。
彼ら彼女らに「ありがとう」と伝えれば
感謝しあい尊重しあう関係ができてくるのを実感しているし
ついでにいえば、
嫌なことは向こうから自然に遠ざかってくれるような
感じもあるし。
ありがとうがたくさんある暮らしも
長続きする幸せの一つだと思っています。