まだ取引先が本格始動しない今のうちに、と
医療機関をはしご。とても久しぶりに、歯科以外の診療科を受診しました。
興味深かったのは
高齢者が多い診療科では入り口でのアルコール消毒が必須
&看護師さんが待機していて額での検温。
一方、30代前後の女性が多い診療科では、消毒薬は受付においてあるのみ、
スリッパも使い回し。
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(厚生労働省のデータより)
こんな風に統計上では、PCR陽性の年代は若年層にも多いものの
感染症による死亡リスクは高齢者が高いので、
高齢者が多い施設は自院を守る意味でも
厳しくせざるを得ないのが現状です。
確立されたガイドラインがないので、
このケースでいえば看護師さんのマンパワーや消毒剤など、
ひとくくりにすると”医療資源”の持ち出しの多さは
個々の医療機関によってばらつきがある、というわけです。
まして新型コロナウイルス感染症の患者さんを受け入れている病院の
医療スタッフさんは、
常に感染リスクと戦いながら治療にあたってくださっており、
医療資源の不足も著しい状況になっていることは
報道されている通りです。
そんな中、4月上旬に阪大で、「フェイスシールド」の3Dデータが公開されています。
(こちらは、私が書いた記事ではないのですが…)
この記事では、クリアファイルの素材を使ってといった表現がありますが、
透明度や堅牢性など、その後よりよいものが検討されており、
今は複数の企業が量産にとりかかり始めているようです。
ただ、まだ軌道にのってはおらず、費用の捻出も難しいとのことで、
クラウドファンディングで資金調達しているところも出てきています。
まずは、3Dデータを公開した阪大、中島教授。
新型コロナ:命を守るフルフェイスシールドをいち早く医療現場へ
そして、こちらのベンチャー企業は知人の紹介で活動を知りました。
新型コロナと闘う医療現場に、1つでも多くのフェイスシールドを
先日、テレビでも紹介されて急激に寄付額を伸ばしています。
いずれも医療従事者への無償配布を目的としています。
正直なところ、クラウドファンディングも今、さまざまなものがあり
中には信頼性をはかりかねるものもあるようです。
こちらは私が見て、そういった不安はないと判断していますが
ご興味ある方、こういった形で医療のサポートを前向きに考えていただける方は
一度リンク先をご覧になって、ご検討いただけたら、と思います。