15歳のとき書いた日記をもとに、
文章から柄を起こしていただくお誂えを
染色家 仁平幸春さんにお願いした私。
創作にあたり、まず仁平さんから聞かれたことは、
「帯として活用できるようにするための」最低限の情報、と
私は受け取りました。
帯を一から誂えたいと思っている人には
(依頼先がどなたであろうとも)
参考になることがらではないかなと思いますので、
下に記しますね。
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・「合わせたい着物は?」
紬なのか、柔らか物なのか、訪問着なのか、カジュアルな小紋なのか
そしてそれらの色柄は…?
「画像を送ってください」とのことでした。
私は、例えば…
こんなピンクの染小紋にも合わせたいし、
渋めの色の小紋にも
パーティ小紋にも合わせたい。
一方
こちらや
こんな織の着物にも…!
ということで、画像を何枚か送りました。
・帯地の好みは?
例えば紬地と塩瀬では、質感も違いますし、TPOも多少違ってきます。
私は、今までいただいた仁平さんの帯のうち2本が梨地で、
とても活用範囲が広く使いやすいので、
今回も梨地を希望しています。
ほんの少しツヤ感のある、つるさらっとした生地ですね。
発色も良いように、素人ながら感じています。
なお、帯地の中には
「地紋入りの生地もあるのですが、意外と流行廃りがあるんですよね」
ですって。
地紋が入っていると、ちょっと“おすましさん”になるかな?
・好みの色は?
私の場合、今までいただいた2本が白っぽい地色でしたので、
今回は、暗めの色を希望。
ただし、
「暗い色の着物にも合う色がいいなあ」と。
わがまま? よくばり?
仁平さんいわく
「情報は多いほどいいんです。その方が
新たな提案もしやすいし」
こんな着方、合わせ方もできますよ、と、着る側の“引き出し”を
増やしてくれるのも、お誂えの愉しみの一つ。
…というワケで、創作の過程は拙ブログで公開して良いとのこと
お許しをいただいていますので、
また新たな展開がありましたら、アップしますね。
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