東京府中市の税理士 金成祐行の日々の気付き

税理士法人の経営、強度行動障害の自閉症の息子との生活、悪戦苦闘の毎日で、日々気づいたことを書いていきたいと思います。

TKC会計人のための「会計参与」就任のすすめ

2013-07-31 23:23:00 | ノンジャンル
実は私・・・・

TKC全国会書面添付推進委員会に設置されています、
会計参与推進小委員会の小委員長を拝命していますm(__)m


この度、第40回全国役員大会に先立つ正副会長会においてお披露目された、
TKC会計人のための「会計参与」就任のすすめ・・・を、
当小委員会にて編纂させていただきました。



実物を手にしたときは感無量でした(涙)


会計参与制度は、平成18年の会社法施行により法制化されたもので、
会計参与は、取締役と共に、計算関係書類(決算書)を作成する役割を与えられた役員です。

会計参与は、作成する計算関係書類に損害賠償責任というリスクを負うため、
その計算関係書類は「究極の信頼性」を獲得できるというものです。

よって、この信頼性に基づき、各金融機関において、
金利優遇等の特典が付いた融資商品を提供する取り組みが既に始まっています。


しかしながら、このリスクを過度に恐れるあまり、
我が業界では、会計参与に就任することが極端に少なく、
全国で2000社程度にとどまっているだろうと推測されます。


近年、中小企業金融は、人的・物的担保主義から決算書保証主義へと、
劇的に変化しています。


このことが、中小企業会計要領の制定や、
経営革新等支援機関に関連するのですが・・・・

会計参与も、急速に注目が集まりつつあります。
すなわち、
税理士が、商事基本法である会社法で認められた会計専門家として、
財務経営力と資金調達力を高め、
積極的に経営改善の現場に立ち会い、アドバイスをし、

黒字化を実現するという使命が与えられているのです。


 「損害賠償責任がイヤだから就任しない」という声を耳にしますが、
果たして、本当に責任を取らせたい制度なのでしょうか。


仮に、企業の倒産に直面したとしても、
実際に第三者から損害賠償を請求されることはほとんどあり得ないといえます。
誤認を招く重大な虚偽記載や悪質な粉飾決算を行っていない限り、
責任を負うことは考えられません。

そのようなことは、月次巡回監査を断行し、書面添付を実践してきたTKC会計人が
恐れることなのでしょうか。
また、第三者に損害を与える可能性が予見できた場合は、
その旨を会計参与報告に記載すればよいのです。
取締役がその記載を拒めば、会計参与を辞任すればよいだけです。

ノブリス・オブリージュという言葉をご存じでしょうか。

英国貴族の間で大切にされてきた思想で、「高貴なる者の義務」という意味です。
古来から英国では、この思想の元、戦争における戦死者は、
貴族出身者の割合が非常に高かったと聞きます。

責任のある仕事こそ、社会から期待され、評価される仕事であると言えます。
すなわち、責任の重さに比例して、社会からの評価、信頼も高くなるのです。

誰かがこれをやらねばならぬ、期待の人が私たちならば、TKC会計人は誇りを持って会計
参与に就任すべきでしょう。


この小冊子を参考にしていただき、
一人でも多くの「会計参与」が生まれますことを、祈っていますmeromero2
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第40回TKC全国役員大会

2013-07-31 14:04:00 | 経営
7月18日から、東京帝国ホテルにて、
第40回 TKC全国役員大会が盛大に開催されました。

私たち、TKC西東京山梨会は、ホスト地域会として、大会運営に携わっていました。

私の役割は・・・式典、講演会の司会ですwink

前日から台本を読み込み、言いづらい言葉の練習をしました。
前日のリハーサルは21時から始まり、23時頃に終了。
もうくたくたでしたが、いつもより時間は早くに終わったようですok





TKC全国会・各地域会の事務局の皆さん、
㈱TKCの皆さんが900名分の資料を机に並べています。
大変そう・・・・hi



リハ真っ最中です!会長役は岡野式典・講演委員長。



さて、当日・・・・

司会の衣装は「着物」でした。



私の着物は、うちの母がいわきから持ってきてくれました。
一緒に帝国ホテルに宿泊し、当日着付けをしてくれました。

たぶん、一生のうち、最後の和装ですmeromero2
母にこの姿を見せることが出来て、良かった(涙)

そして、司会の役割を大きなミス無く果たすことができて良かった~。
ホッとしました。


さて、全国役員大会にはご来賓を合わせて877名の出席がありました。

自民党コンピュータ会計推進議員連盟会長の塩崎恭久元官房長官をはじめ、
ビックなご来賓がいらっしゃいました。

当日はTKC全国会の施策が発表されました。

重要テーマの一つが、

税務と会計の専門家+経営支援の担い手=「経営革新等支援機関」

ということの確認です。


私たちTKC会計人は、関与先企業の財務経営力と資金調達力を強化し、
黒字化を実現する使命を与えられているのだと確認できました。



また、金融機関のご来賓のうち、
我がTKC全国会の古くからの提携企業、㈱三菱東京UFJ銀行さんから、

「記帳適時性証明書」※の添付が求められる、新たな融資商品の発表もありました。

その名も・・・・「極め」(きわめ)

※「記帳適時性証明書」は、当事務所の関与先であれば、原則作成して決算書に付いています。

TKC会計人の関与先企業だけが受けられる、特別な融資です。
最大で0.9%の金利優遇が受けられます。


このように、提携企業からの支援も万全で、私たちは安心して、関与先企業の黒字化支援に、
携わることができます。


レセプションでは、当地域会の若手??税理士自らが、
山梨のゆるきゃら「かるちゃ君」に入って大活躍!
この中、物凄く熱いみたいですhekomi



お疲れ様でした~!

さぁ、元気が出てきました!いつも全国役員大会に出た後は、元気が復活します。
頑張りますよ~niko


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父の葬儀

2013-07-31 13:44:00 | 家族

7月は色々ありました・・・・・

ブログをサボっていると、いつの間にか月日は流れ・・・
となってしまいますので、ちょっと書き始めますね!

7月初旬・・・・

義理の父が亡くなりました。
信州諏訪のベルトコンベア会社の専務(番頭)として、
生涯を生き抜いた父。


同族で、小さかった父の会社は、
父が技術者として手がけたベルトコンベアという新たな市場で頭角を現し、
世界中にその事業を拡大していったそうです。

ここ東京府中のスーパーマーケットでも、何気なくレジ籠を運ぶコンベアを見ると、
父の会社だったりして、ビックリしたこともありました。

全国津々浦々にまで、「マルヤス機械」のベルトコンベアは使われているようです。
皆様の街にも何気ない所にあるかもしれません。




父の信州諏訪での葬儀は、儀式がしっかりしていて、厳かなものでした。



写真は、納棺の儀における、札貼りの儀式。
いつもはやんちゃな次男・三男も、神妙な顔で、お札を貼っていました。

諏訪では、お通夜は本当に親族のみ。
一般の方の焼香台も受付もありません。
お通夜の1時間前から、近所の方が、「お見舞い」と書かれた赤のしを持って、
焼香にいらっしゃいます。

所変われば、葬儀も様々。
勉強になりました。


ゴルフが好きだった父。
夏には必ず諏訪の近所の方を交え、
ゴルフに一緒に行きました。

もう、一緒に回れないと思うと、本当に寂しいです・・・・。



やんちゃで言うことを聞かない孫の面倒をたくさん見てくれた優しいジジ。

安らかにお休み下さい。

お疲れ様でした・・・・・・


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