2電子系の波動関数のスピン部分には一重項状態と三重項状態が存在する。
一重項状態と三重項状態に関するメモ。
スピン波動関数をそれぞれσ1(|↑>,|↓>)、σ2(|↑>,|↓>)とすると直積は
|↑>|↑> = 1
|↑>|↓> = 0
|↓>|↑> = 0
|↓>|↓> = -1
合成スピンs = s1 + s2
一重項状態では、s = 0h、三重項状態では、s = 1h
(ただし、hは換算プランク定数)
一重項状態では、空間部分(軌道関数部分?)が座標の置換に対して対称で、
スピン波動関数が反対称となる。3重項はその逆で、空間部分が対称関数となり、スピン波動関数が対称関数となる。
一重項状態と三重項状態に関するメモ。
スピン波動関数をそれぞれσ1(|↑>,|↓>)、σ2(|↑>,|↓>)とすると直積は
|↑>|↑> = 1
|↑>|↓> = 0
|↓>|↑> = 0
|↓>|↓> = -1
合成スピンs = s1 + s2
一重項状態では、s = 0h、三重項状態では、s = 1h
(ただし、hは換算プランク定数)
一重項状態では、空間部分(軌道関数部分?)が座標の置換に対して対称で、
スピン波動関数が反対称となる。3重項はその逆で、空間部分が対称関数となり、スピン波動関数が対称関数となる。