身内が心筋梗塞で突然他界し、この話をかかりつけの医者にすると、「貴方も同じ危険性があるので、すぐ検査をしなさい」と、住んでいる近辺の有名大病院に紹介状を書いてくれた。
私は水泳をやっているが、胸が痛くなったり、圧迫を受けた気配がするなどの自覚症状はなかったが、医者の勧めで、静止心電図、負荷心電図、超音波検査など行ったが、問題はみつからなかった。「それでは、造影剤を使ったCT検査もやろう」と、やったところ、冠動脈狭窄の疑いが数か所に認められた。
詳細は心臓カテーテル検査(冠動脈造影)で調べようとなり、後日、2泊3日の入院で、左腕手首付け根から、約1m10㎝のカテーテルを挿入し、造影剤も冠動脈に入れ、映像を撮って検査した。
結果、左冠動脈の左前下行枝に、問題となる狭窄部が見つかった。その他にも、致命的ではないが、沢山の動脈硬化、狭窄個所も見つかった。
冠動脈(冠状動脈)とは、大動脈基底部(大動脈弁直上)のバルサルバ洞に端を発し、心筋にエネルギーを供給する動脈のこと。これがひどく狭窄または閉塞すると、心筋への血流が途絶え、心筋梗塞を引き起こす。
おかげで、該当病名は、労作性狭心症、無症候性心筋虚血、陳旧性心筋梗塞と書かれていた。
また、処方薬を飲んで、経過を見ると共に、冠動脈形成術(PCI)の手術を、近々しましょうとなった。
冠動脈狭窄部にガイドワイヤーという細いワイヤーを通した後、狭窄部にバルーンと呼ばれる小さな風船を通し、それを広げることにより狭窄部を直接拡張させ、さらにステントと呼ばれる小さな金属製の筒を狭窄部に挿入、拡張し冠血流を確保する治療法です。→こちら
手術日は未定だが、来月だろう。
がっかり!!
ここ数年の人間ドックの検査数値を見てみると、LDLは標準値内に納まっており、しかも年々上がっている。長年の海外生活の不摂生の結果を見過ごしていたのでしょうね。
長年に渡って、LDL(悪玉)コレストロール(こちらを参照)の値が高い時期があり、血管壁の内膜に溜まってしまっていたのかな? 結果、血液の通り道が細くなったり、血栓ができやすくなり動脈硬化を促進させてしまった。そのため心筋梗塞や狭心症、また脳梗塞などの動脈硬化性疾患の危険性が増していると推測できる。
コレストロール Q&A(こちらを参照)、LDL (悪玉)コレストロールを減らすポイント(こちらを参照)、LDL (悪玉)コレストロールを下げる食事(こちらを参照)などいろいろあるが、また、減塩、害のある人工甘味料の制限値など、すべては守り切れない。
救いは、しばらく休んでいた水泳を継続しても良いと医者から言われたこと。早速、プールに行き、休み休みではあるが、1kmを泳いできた。
ランキングに参加中。クリックして応援をお願いします。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます