カンテレあんさんぶる

ブロンズ弦カンテレ

コンサ-トで演奏後に「この弦は何で出来ているんですか?」という質問が多々あります。きっと余りに繊細で不思議な余韻が残る音に魅力を感じるから出てくる疑問なのだと思います。

現在、私が使用しているほとんどのカンテレはスチ-ル弦でできています。

でも3年前に初めて”クフモカンテレキャンプ”に参加した時、小型&中型カンテレのトッププレイヤ-のアルヤ・カスティネンのリサイタルがありました。
その時に使用されたカンテレはスチ-ル弦もありましたがその中に”ブロンズ(銅)弦”を使用した演奏もありました。
スチ-ル弦の音は余りに繊細でか細さを感じる時がありますが、ブロンズ弦の音は非常にソフトでフワ-と包み込むような温かさがある音です。

いつか色々な弦の種類のカンテレを集めてコンサ-トをしたいなあと思い昨年の秋頃に注文を出しました。

ホ-スヘア-弦(馬の尾毛)は3月に届き、そして12弦のブロンズ弦が先日届きました。

(手前はブロンズ弦、真ん中はスチ-ル弦、上にあるのはホ-スヘア弦。弦の太さが微妙に違うのが分かりますでしょうか?)

さてこれらのカンテレを使用してどんな曲を弾こうか、何かオリジナル曲を作ってみようかなどと夢を膨らませている所です。

アルヤ・カスティネンの素敵な演奏をお聴きください。

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アルヤさんの演奏スタイルは独特でいつも床にカンテレを置きカンテレに寄り添うように演奏します。
初めてこの演奏スタイルを見た時はどうして彼女はこの様なスタイルなんだろうと不思議でしたが、今私自身が色々と試行錯誤をしてみたらこのスタイルはとても合法的なのだと思います。
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