たそがれトンボ

京都福知山市三和町の丹波風景写真、歴史。福知山のイベントや時事。福知山市三和町でタオルを織る三和タオル製織

無い事ずくめからはじめる。

2014-06-24 | 地方事業者の声
あれがないこれがない
という無い事ずくめにはまり込んでしまって
いかんな~と思う今日この頃。

タオル製造やっていると
今治タオル、今治タオルと入ってきます。
たしかに素晴らしいタオル製造者の地域だけど
ここでポツンと一つ製造していると
寂しさすら感じるのも正直なところ。

弱者という立場にはなりたくないな。

重要なのは、過去、現在、未来
自分達が作ってきた物、作っていく物。
今日も注文いただいた。
明日も頑張っていきます。

家業か企業か

2014-06-05 | 地方事業者の声
家業か企業か
移り変わりの激しい、時代のスピードもめっちゃ速い
そんな中でなかなか事業を承継していくのは難しい。

事業を続けていく場合、ずっと一つの家族でこなしていくのは
並大抵のことではないとつくづく思うのです。

考えてみれば、大きな繊維という括りでは同じですが
うちも大きく変わってきました。

変わりつつ、同じであるようにするのは
どのようにすれば良いのか
最近よく考えます。

下のあうんの狛犬?シーサー?も
同じであるけど、少し違う。





たそがれトンボ

ドラマ「メイドインジャパン」を見て

2013-02-07 | 地方事業者の声
NHKで「メイドインジャパン」というドラマをやっています。

余命3ヶ月の超大手企業に再建チームが組まれて
倒産回避に奔走するドラマなのですが、現時点で全3回のうち2回まで
放送されました。

非常によく書けている脚本で、こんなこと言っちゃっていいの
というような事まで登場してドキドキしながら見ています。

そのドラマの中で、再建チーム内でもめる場面があって
(記憶で書いているので大体です)
企業の作るテレビを指さし、このテレビは液晶パネルがメイドイン台湾
その他部品がメイドイン台湾、これのどこがメイドインジャパンといえるのですか?
と問います。主人公は胸差し、心だというような事を言います。

考えさせる場面だなぁと思いました。

日本はいずれにしても石油が出るわけでもない
鉄が出るわけでもない。
ただ、いろんな物を形にしてきたと思うのです。

その形にする場所がどこであるのか・・・・
日本なのかそうでないのか。

その一方で売っていくのも非常に大変。
現場と売り手の話でもあるように思いました。

大手企業のようにものすごくでっかい話については
僕には分かりません。

ただ、自分に置き換えてみると、いままで言われるままに
作っているだけで良かった。
ただし今は考えて売っていくことも考えなくてはならない。
売るのも大変、ただし現場を忘れてしまうと感覚が大きくずれてしまうので
それはそれで物作りとしては致命的になるようにも思えます。

たそがれトンボ

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 ☆主に京都府福知山市三和町の風景、趣味・写真のことを伝えています。
 ☆地域についても・タオルに関しても・親しんでもらえる記事を心がけます。


商工会青年部活動

2009-08-22 | 地方事業者の声
商工会青年部の活動も
地域の勢いと比例して、こちらどんどん収束気味ですが
先日夜は会議がありました。


鮎まつりは雨の影響で中止になって残念でしたね。
ただ、あの日のその後を見ていると
やっぱやらなくて正解でした。川は濁流になってました。


さて、今年今後の活動として
8月30日は、夜久野高原まつりにお手伝い。

10月4日(日)
福知山市東部健康スポーツの集い
約12kmの健康ウォーキングを行います。
三和荘~興雲寺(中出)~三和荘のコースで
季節もすっかり秋、なかなか楽しいものです。

11月8日
三和ふれあいフェスティバル
いつも少々食べ物が少ないので、青年部としては
焼きそばをやろうと言うことになりました。

あとは、子供に人気な射的ですね。
景品や趣向は例年とは変えていくつもりです。
景品、何がいいかな~




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うれしい話

2009-07-16 | 地方事業者の声
うれしい話がありました。

スプラム竹内幸次さんのセミナーを受けてから
地方のさらにど田舎でのビジネスブログに
どういった方向性があるのか興味があって
そのセミナーからはじめた友人のブログに協力して
それなりに模索してみたわけですが

本人の努力の甲斐あって
本日目指していた反応があったとのこと
うれしいですね。
つい、行って祝福。

なんか少しですが方向性も見えてきました。

なによりモチベーションが上がるのが良いことで
地道ではありますが、積み上がっていくものがあれば
それこそ何よりです。

一時は人口が少なすぎなので、何も見いだせずにいましたが
とりあえず続けると見えてくるものもあるのかと思いました。
お前もがんばれよ。と言う話もありますが・・・・

壊れない機械は誰にも直せない

2009-01-08 | 地方事業者の声
最近つくづく身にしみるのが、過程の喪失です。

たとえば、プリンターに紙を差し込んで
パソコン画面のプリントと言う文字を押すと印刷されるのが普通で
その結果があるのは当然です。

物に付いている柄が、印刷であれ、染めたものであれ
その結果があるのは当然で、そこまで物が出来た過程は
存在しないのと同じです。

定年退職をむかえた団塊の世代の人たちが辿って見てきた
基礎的な形から現在に至るまでの過程は
理解の過程で、その結果しか見ていないと、なぜそうなってきたのか
基礎的なものが欠落していて、応用には出来ないのではないかと
恐怖すら感じます。

たとえば、紙を裁断する機械があって、何センチ四方に切りたいと
タッチパネルを押して入力して紙を差し込むと、希望する形に出てくる。

現在でも、昔の印刷業者の方から貰い受けた、ギロチン型の裁断機
を使っていますが、紙をセットして万力で抑えて、てこの原理で
刃を下ろすと切れます。これが例えば自動化されているだけでも
その構造までは分からず、結果そうなるものだと言う認識しか残らない。

誰かが言ってました、
「生きている魚をさばこうとテレビのタレントがガタガタ震えながら涙流しながら
切っていた」「あ~最近って生きてる魚って触ってないよな」

いまでもそうだけど、機嫌を悪くしたのか、なかなか直らない機械が
あって、その調子がどうしても分からない時、イライラして
「なんで、壊れへん機械作ってくれんかったんや!」
と言ったことがあったけど
「壊れん機械は、誰にも直せん機械や」
と笑われたことがあります。

あ~そうやな。なかなか言い方難しいけど
大きな過程の距離、恐怖すら感じます。

地方事業者の声

2008-12-11 | 地方事業者の声
地方事業者の声
そんなのもあって良いのでは?とおもいました。
正確には地方のそのまた地方事業者の声だな。

正直こんなの書くのは苦手ですが
聞いた話、話した話をカテゴリとして残して行きたいと思います。

今は大企業の不景気話が世間一般ではもっぱらですが、
なんとなくドラマの中の話を聞いているようで
今急に波が来たということは
ほんの少し前は良かったと言うことだろうな~
とお話を聞いているようでもあります。

なぜなら、地方はかなり昔から深刻で経済状況が悪いのに加え
過疎、高齢化の方がむしろさらに深刻な悩みです。
人がいない、いずれ多くがいなくなると言う
目に見える状況は、事業をがんばっていこうという考えの
多くを萎えさせます。

昨日、自動車販売修理屋さんをやっている近所の友人のところに
車の修理に行ったついでに話をしました。

先日こちらでブログの講座があったので
とりあえずはじめよう、じゃあどうすればという話をしてました。
「じゃあ、やるよ、はじめるよ」
と歩を進めるわけですが

僕らの話の終わりには
それでも周りの状況をみてると、なんか気力が沸かんよな~
という話に落ち込んでしまいます。

そりゃ、毎日国道以外を走っている車の多くは
高齢者関係の福祉の車ばかりだけど

みんな中央に集まって生活していこうと言う流れなのだと
ぼやきたくもなるけど

この土地を捨てきれなかった、残った僕らは
どうにかして生活をたてていかないといけない訳です。