今日が最終日ということで
前から観よう観ようとずるずるのばしてきて
ようやく『100,000年後の安全』を観てきました。
この映画は、やはり一度は観ておくべき映画だなと思いました。
映画の概略は(オフィシャルサイトからの抜粋)
「毎日、世界中のいたるところで原子力発電所から出される大量の高レベル放射性廃棄物が暫定的な集積所に蓄えられている。その集積所は自然災害、人災、および社会的変化の影響を受けやすいため、地層処分という方法が発案された。
フィンランドのオルキルオトでは世界初の高レベル放射性廃棄物の永久地層処分場の建設が決定し、固い岩を削って作られる地下都市のようなその巨大システムは、10万年間保持されるように設計されるという。
廃棄物が一定量に達すると施設は封鎖され、二度と開けられることはない。しかし、誰がそれを保障できるだろうか。10万年後、そこに暮らす人々に、危険性を確実に警告できる方法はあるだろうか。彼らはそれを私たちの時代の遺跡や墓、宝物が隠されている場所だと思うかもしれない。そもそも、未来の彼らは私たちの言語や記号を理解するのだろうか。」という内容です。
最終日の最終上映にもかかわらず、観に来られている方もパラパラ。
地方の映画館ではなかなかないことです。
明らかに、関心の高さを感じました。
この映画を上映された「福知山シネマ」さんに感謝です。
まず、概略をみてすぐに頭に浮かんできたのが、
星新一のショートショート「おーいでてこーい」です。
ストーリーは一番下のYoutube(リンク切れてたらすいません)
この映画、観ていて思ったのがまるでSFのような錯覚に陥るな、ということですが
もちろんフィクションではなく、現実です。
やり直しの利かない、現在進行の問題で、それは日々伝えられている
原発の問題からも、ぞっとする内容でした。
これが震災の前に撮られた映画だと思うとなおさらです。
未来の安全については10万年先のことは誰しも分からず、
その10分の1、そのまた10分の1先でも想像がつきません。
明日のことも実際きてみないとわからないように。
今出来ている危険性を恒久的に伝えていくのは当然難しい。
文章一つにとってみても、同じ日本語でも200年前の人が書いた文章でも
皆が読めるわけではなく、もちろん僕も読めない。
伝えていくことのあやふやな事。
歴史から学ぶにしても1,000年ですら遠い。
当たり前と思ってしまっている生活を支える巨大なエネルギー
電気無しとなると途端に苦しい生活に陥ってしまう
この問題の難しさ。
それもいずれ枯渇する化石燃料である価値(ウラン)。
この映画の中で、こうだと言い切れる人がいなかったように
容易には結論に至れない、なんともやりきれない
考えさせられる内容でした。
タオル通販、たおる小町
オリジナルタオルを作るなら
三和タオルについて
【ブログポリシー】
☆主に京都府福知山市三和町の風景、趣味・写真のことを伝えています。
☆地域についても・タオルに関しても・親しんでもらえる記事を心がけます。
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フィンランドのオルキルオトでは世界初の高レベル放射性廃棄物の永久地層処分場の建設が決定し、固い岩を削って作られる地下都市のようなその巨大システムは、10万年間保持されるように設計されるという。
廃棄物が一定量に達すると施設は封鎖され、二度と開けられることはない。しかし、誰がそれを保障できるだろうか。10万年後、そこに暮らす人々に、危険性を確実に警告できる方法はあるだろうか。彼らはそれを私たちの時代の遺跡や墓、宝物が隠されている場所だと思うかもしれない。そもそも、未来の彼らは私たちの言語や記号を理解するのだろうか。」という内容です。
最終日の最終上映にもかかわらず、観に来られている方もパラパラ。
地方の映画館ではなかなかないことです。
明らかに、関心の高さを感じました。
この映画を上映された「福知山シネマ」さんに感謝です。
まず、概略をみてすぐに頭に浮かんできたのが、
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この映画、観ていて思ったのがまるでSFのような錯覚に陥るな、ということですが
もちろんフィクションではなく、現実です。
やり直しの利かない、現在進行の問題で、それは日々伝えられている
原発の問題からも、ぞっとする内容でした。
これが震災の前に撮られた映画だと思うとなおさらです。
未来の安全については10万年先のことは誰しも分からず、
その10分の1、そのまた10分の1先でも想像がつきません。
明日のことも実際きてみないとわからないように。
今出来ている危険性を恒久的に伝えていくのは当然難しい。
文章一つにとってみても、同じ日本語でも200年前の人が書いた文章でも
皆が読めるわけではなく、もちろん僕も読めない。
伝えていくことのあやふやな事。
歴史から学ぶにしても1,000年ですら遠い。
当たり前と思ってしまっている生活を支える巨大なエネルギー
電気無しとなると途端に苦しい生活に陥ってしまう
この問題の難しさ。
それもいずれ枯渇する化石燃料である価値(ウラン)。
この映画の中で、こうだと言い切れる人がいなかったように
容易には結論に至れない、なんともやりきれない
考えさせられる内容でした。
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