11月13日にみわ町民大学の開校式がありました。
流れは、三和地域の現状とまちづくりについての話
講演として「地域再生の道を探る」として、
京都府立大学准教授桂明宏さんの話がありました。
三和地域の現状として
世帯数が1734戸、高齢化率が約40%、一人暮らしの高齢者が183人
日常生活での近隣市町への依存が増加
高校、塾、医療、福祉、買い物、外食などが福知山、綾部市
市町村合併により、役場支所の職員減少、権限の集中化で決定権の縮小
住民の集まるセンター機能の崩壊
菟原地域、川合地域では土、日、祝日は地域で買い物が出来ない状態
JRバスの便数削減、市バス乗車率の低下、高校生の減少と親の自家用車送迎負担
福祉施策の切り下げ、農業従事者の高齢化
これらの問題があり、共に考える場としてNPO丹波三和を中心として
みわ町民大学を開校した経緯の説明がありました。
准教授の講演は非常に長すぎて、書き切れませんが
超要約すると、各地で行われている地域発信の例と分析でした。
例えば、豊かな自然環境を売りにして観光化や
地域伝統芸能を利用するなど。。。。
その中で、丹波みわコトおこし協議会のトラック市の取り組みや
スタート・オブ・サマーIN三和の青年達の取り組みを褒めておられ、
その活動に対して会場全体でも拍手がありました。
個人的には、三和町大原地域の代表の方が興味深い事を言われていて
そのことが今回一番印象に残りました。
・准教授が例としてあげられたような事、地域伝統芸能復活も含め
多くの取り組みを行ってきて、それには一定の成果は得てきた。
大原地域に来られた方にも、こんな良い地域があったなんてと
感動の言葉もたくさんいただいた。しかし、それらの活動を長きに渡って続けてきたが
結果的に残ったのは、地域に住む我々だけで、我々も年をとってしまった。
実際にこの地域に住んでみようという流れまでは出来ず、我々のこれまでの
活動は何が残ったか、活動の中心となった皆が高齢化してしまい、絶望感にさいなまれる。
(記憶とメモを頼りに要約して書いています)
今、若い人たちが集まってやろうとしていること、それは集まる事そのものに効果があること
ただし、それだけではどうにもならないよということ。問題は深いですね。
たそがれトンボ
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