かりめろのゆったりのんびりライフ

主婦兼ライターのかりめろです♪中村吉右衛門さん、パーヴォ・ヤルヴィさんが好きです。お気軽にお立ち寄りくださいね。

踊りの会に初めていきました(^^)

2017-03-20 | 芝居
きょうはお友達が日舞をならっているので、
踊りの会にいってまいりました

実はこうした会に行くのは初めての体験
とるものもとりあえず、差し入れのお菓子をもっていきました(^^)

お友達も日舞をならいはじめてまだ日が浅いので
ずいぶん緊張したようすでしたが、
踊っていくうちにリラックスできたのか、
のびのびと踊って喝采をあびていました

実際に踊っているひとのうごきをみていると、
いかに日舞がむずかしく、ち密な動きを
しているか、よくわかりますね

何人かのひとが踊っているのをみて
とても勉強になりました
やわらかく踊ることがいかにむずかしいかも!!

わたしは日舞はまったく習ったことがないのですが、
よく亡き三津五郎さんの踊りのことを
渡辺保先生が、「踊りによって身体がかわっていくようだ」と
絶賛されていましたが、
そんなことができる三津五郎さんは、
まさに天才だったのだなとおもいました。

その渡辺先生ですが、
夕方の鼎談に登場されました
池田弥三郎先生という、慶応大学の国文学の権威だった先生をしのんでの
鼎談にご登場くださったのでした(^^)

池田先生は、渡辺先生の恩師にあたり、
渡辺先生が慶応大学に在学中のとき、
歌舞伎研究会の部長をなさっておられたそうです。
渡辺先生は代表だったので、
さまざまな企画をもっていくのですが、
ことごとく池田先生は却下されたそうなのです。

そこで一計を案じた渡辺先生、
池田先生がごひいきだった、17代目勘三郎丈を
講演会にひっぱりだしたそうなのです。
すると池田先生も笑顔で即OK
大変ほほえましいエピソードですね(^^)

渡辺先生はその後東宝に入社されましたが、
そのときにも池田先生に就職の保証人になっていただいたそうで
大変ふかいご縁があるということでした

私ははずかしながら、池田先生をよく知らなかったのですが、
折口信夫の研究の第一人者としてしられており、
折口を世にしらしめた功績は大変大きいそうです。

いつもの渡辺先生の、歌舞伎のお話とちょっと違い、
国文学や民俗学に関するお話だったので
とても勉強になりました

慶應大学歌舞伎研究会も
すごく歌舞伎研究は熱心ですよね!
渡辺先生をはじめ、やはり演劇評論家の犬丸治さんなどを輩出しています

踊りの会ながら、慶大歌舞伎研のOB有志による
台詞朗読もあったのですが、
あまりのうまさ、レベルの高さに仰天
ほとんど玄人はだしなのですね。

わたしは学生時代はまったく畑違いのサークルに
入っていたので、むしろこんな風に歌舞伎にうちこめて
うらやましいなと思いました(^^)

でも、私も結果的には
歌舞伎をしっかり研究する立場になったし、
いろいろな形でご縁がうまれることを
大事にしたいですね

大変収穫の大きかった、
踊りの会でした












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