かりめろのゆったりのんびりライフ

主婦兼ライターのかりめろです♪中村吉右衛門さん、パーヴォ・ヤルヴィさんが好きです。お気軽にお立ち寄りくださいね。

歌舞伎座にいってきました😃💘

2017-04-04 | 芝居

 

きのうは大変たのしく、歌舞伎座昼夜にいってまいりました

上の写真は、お昼にいただいた「さくら御膳」(3500円!)。

お誕生日ということで、ちょっと奮発してしまいました(笑)

でもとってもおいしかったです

 

昼夜通しでみるのでくたびれるかと思いきや、

これがとってもたのしい体験で、目が終始ぱっちりさえておりました

というのも、お昼は3階席で見ていたのですが、

夜は、なんと奮発して(誕生日なので^^)1階席でみたからなのです




こちらがその演目と役者さんたち。

きっちーさまはいちばん左上にうつっておられます

以前にものせましたが、「吃又(どもまた)」というお芝居で

大熱演されておられましたすてきでした~

 

ところで、とても私が感激し、おどろいたこと

一階席にすわったとき、なんと、

いわゆる「劇評家」の方々のお席のすぐ近くに座ることができました

わたしのようなひよこライターにとっては、大変名誉なことで

うれしかったです

じつは結構お世話になっていたり、顔見知りの方もおられます

 

ところが、劇評家の方で、お名前はふせますが、

「帯屋」というお芝居のときに、すやすや眠ってしまった方がいたのです

そしたら、藤十郎さんというとっても偉い役者さんが(日本俳優協会の会長さんです!)

なんとお芝居中に転んでしまってビックリ

さすがの機転で、がんばっておられましたが、

その劇評家さんも、おもわずぱちくりと目をさまし(笑)

・・・こんなことってあるんですね~

 

わたしはといえば、3階で見ているときのくせがぬけなくて、

きっちーさまはじめ、役者さんたちがでてくるたびに、大きな拍手をし、

笑ってしまう場面では「あーはっはっは(^_^)/」と大いに笑い、

泣いてしまう場面では「ちーん」と鼻をかみ、

思わず胸キュンとなる場面では、

ニコニコしてしまいました(^^)

 

劇評家さん同士の不文律だと、「拍手をしてはいけない」とか(なんで?!)

「笑ってはいけない」とか(どーして?!」とか

あるみたいなんですが・・。

 

でも、私はお金を払ってみてるから、べつにいいんですよね

役者さんたちも、ノリノリでがんばってくださったので

ほんとうにうれしかったです

 

「吃又」についていえば、今月の歌舞伎座のやはりイチオシ

きっちーさまと菊之助さんの夫婦コンビが

実にかわいらしくて、キュートで、いじらしくて、素敵です

とってもお似合いのおふたりでした(婿舅コンビなんですけどね)。

きっちーさまが、まるでぬいぐるみみたいに可愛くて、

だきしめたくなる、もふもふした、らぶりーな又平です

いままでたくさんの(きっちーさまも含めて)又平をみましたが、

過去最高の出来ばえじゃないかしら

 

 

花道のひっこみはカットしているんですが、逆にお客様には親切だし、

テンポがでてよかったとおもいます

吃音の演技がほんとうにすさまじい、きっちーさまですが、

臺頭の舞では、一転、見事な口跡と踊りで魅了してくださいました

名台詞の、「かか、抜けた!」も、とってもかわいくて、

大きな子供、大きな赤ちゃんみたいな又平でよかったですね

 

きっちーさまのすごいところは、師匠の土佐将監(歌六さん)に

「物見せよ(監視せよ、という意味ですね)」といわれて

ひたすら、花道で、瞬きもせずに見ている愚直なところ。

絵師としては天才かもしれないけれど、

とっても無邪気で無垢な魂をもつ又平さんに魅了されました

だから、菊之助さんのおとくも、又平に惹かれているんでしょうね。

とってもそれがよくわかる、いいおとくでした

あんなに、きっちーさまの大きな手を握られる菊ちゃんがうらやましい・・・

 

このほか、とってもよかったのは、

猿之助さんの「奴道成寺」でした

見事な舞いで、よい打ち出しになりました

所化に、尾上右近さん、隼人さん、種之助さん、米吉さん・・・と

平成生まれの人気花形が勢ぞろいして、とっても華やぐ舞踊でしたね

 

ぜひぜひ、今月も歌舞伎座へ(特にキッチ―さまの出ている夜の部)へ!!

たくさんの方のお越しをおまちしています

わたしももう一度いってみようとおもいます

 

 

 

 

 



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