かりめろのゆったりのんびりライフ

主婦兼ライターのかりめろです♪中村吉右衛門さん、パーヴォ・ヤルヴィさんが好きです。お気軽にお立ち寄りくださいね。

近松半二、という作家について考えています。

2017-03-11 | お仕事ネタ
まだそんなにアクセス数もないと思うので、
お仕事ネタをお話しますね。

実は、きっちーさま好きが嵩じて、
普通の演劇や映画についても書いているのですが、
歌舞伎のことをいろいろ研究する仕事もしています

こんど、研究論文を発表するのですが、
次回の論文をどうしようか、
ということになり、いろいろテーマを考えていました。

そこで、いろいろ思い当たったのが、
近松半二、という作家さんです

いま国立劇場で上演している、
「伊賀越道中双六」の作者でもあり、
昨年9月にきっちーさまの名演で大ヒットした歌舞伎座「吉野川」
(妹背山婦女庭訓)というお芝居の、作者でもあります。



そのほか、「奥州安達原」「日高川入相花王」
「近江源氏先陣館」などの傑作を書き残した方としても
知られています

特色は、それぞれにとてもスケールが大きく、
歴史背景などがしっかりと描きこまれており、
台詞が大変流麗であります。
また、登場人物がそれぞれドラマティックに生きている点にあります。

でも、実はこの近松半二については
くわしいことがわかっていません・・・。
半二は、この名前の通り、
近松門左衛門の弟子にあたるのですが、
彼についての研究が、ほとんどなされていないようなのです

そこで、一念発起してやってみようかと
ちょっと無謀ではあるんですが、
誰もやっていないなら、そこに鉱脈があるではないかと!
そしてきっちーさまがわたしに、ずっと歌舞伎を
みせてくださった恩返しになるのではないかと
おもったわけです

ちょっとどの資料から手を付けていいか、
わからないんですけれども・・。

いろいろなお知り合いの方のご協力を
仰ぎながら、がんばってみようと思っています。

そうなのです

実は歌舞伎って、こうした地道な研究のたまものでもあるわけですね

というわけで、今月国立劇場に通いつつ、
いろいろ図書館や資料室などに通いたいと
思っています

がんばります~










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