犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

いやいやえん。

2012年09月14日 | おせわがかり日誌


「そっちはいきたくない」

といわれることが多くなりました。





「そっちはもっと、いきたくない」

といわれることも多くなりました。

恐いものもいっぱいだし、そうでなくても、あんまりいやいや言うので、

歩ける道が殆どなくて、飼い主は、ほとほと困ってしまいます。

人様に迷惑かけるような状態で、あんまりいやいやいうときは、正直、泣きたくなってしまうことも。

抱っこして連れて行ったりもしますけれどもさ。だけど、だけどよ?

だって、オレコさんとっても重いんです。

軽い子ならまだしも、こう頻繁にいやいやえんだと、そうもいかないのよ。

飼い主、腰、やられちゃう。



そしてね、こうしてこまっていると、実によく声をかけられるようになったんです。

「あらあら、どこの子もおんなじだねえ~」

「うちとおなじだね~」

「あー、いやなんだ。いやだもんはしょうがないよねー。うちのも絶対動かないよ」

そうなんだ。なーんだ。じゃあ、仕方ないか。誰でもそうなら仕方ない。

それからはお散歩の時、おやつをもって行くことにしました。

そしていやいやとか、恐いとか、さまざまなトラブルが発生したときに、

ちょっと気持ちを変えてもらったり、勇気を出してもらったりする時に、

ちょこっと、おやつをあげることにしています。

そうすると、犬は食べたいものだから、じゃあ、しょうがないか、という風に、

今までいやだったことや、恐かったことを、ちょこっとずつクリアしていきます。

そんな風にして、「大丈夫」を増やしているところなんですよ。