少しの前のことになるが、山梨でぶどう狩りをし、そのついでに・・・石和温泉に宿泊した小生であるが、途中釈迦堂PAで食べたソフトクリームが美味しかった。
その名も「信玄ソフト」という。お店の外や中にたくさんの幟が立っていた。よく見ると「日本初」とあり、大げさな雰囲気もしないでもないが・・・
とにもかくにも頼んだところ、出てきたのがこちらのトップ写真のこれ。ソフトクリームというと、コーンのイメージがあるが、下がカップになっている。
まずは、ソフトクリームから行く・・・おっ、これはきな粉が乗っている。早い話が牛角アイスとか信玄餅の味わいである。
なるほど、これで信玄ソフトか・・・だが、これでは牛角アイスといえばそれまでだが・・・お、ちょっと待てよ、これは?
なんと信玄餅も入っているではないか。なるほど、これは味のアクセントにもなっていて美味しいぞ。いいじゃないか。
むむ、想像する以上ではないが、期待通りに美味しいぞ。さらに食べ進めると、下はカップではなく、小さなコーンになっていた。
それがこちらなのだが、形がどこかで見たような・・・おっ、これは土器を模したものみたいだぞ・・・。と、そこで気が付いた。
ここ釈迦堂という名前もユニークだが、ここはもともと遺跡だったところなのだ。沿革を調べると中央高速を作るときに遺跡が発見されて、一部保存したらしい。実際に、施設の前にそのモニュメントも飾られている。
それが信玄ソフトという名前のソフトクリームになり、そのコーンの形で残っていたとは・・・ちょっと面白いなと。
味自体は普通に美味しく、また出掛けたときには立ち寄りたいと思った。釈迦堂の信玄ソフト・・・なかなかお勧めである。
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