二葉で背脂煮干ラーメン

ラーメンフリークならご存知のことと思うが、燕三条系というジャンルのラーメンがある。小生、以前蒲田にある、「ラーメン潤」というお店によく行っていた。



　特徴は、背脂煮干系と呼ばれるスープで、刻んだたまねぎを入れるのもお約束。また濃厚な醤油味で、これに負けない太麺で仕上げるというのが特徴だ。
　ということで、先日荻窪の近くで路地の入り口に「背脂煮干」という表示ののぼりを発見した。これは・・・もしかして・・・と思い、立ち寄ることにした。

　それが、今日紹介するラーメン「二葉」である。予想通り燕三条系らしい。つけ麺もやっているようだが、お初ということで、基本の背脂煮干ラーメンから行くことに。
　テーブルには、ご覧のとおり、背脂煮干ラーメンに関するこだわりポイントが書かれている。煮干は長崎県産で、麺は特製の幅広麺という。



　極太で茹で時間がかかるということだったが、空いていたこともあり、ほどなくして出来上がってきたのがトップ写真のこれ。
　トッピングで海苔をお願いしたが、別皿で出てきた。しかも枚数が１０枚くらいあった。これは嬉しいぞ。

　さて、早速いただこう。まずはスープからだ。ズズッ・・・おっ、意外にあっさりしているぞ。蒲田の潤は、背脂の量がお好みで調節できるが、ここではデフォルトのようで、聞かれなかった。そのせいかも知れないが、あまり脂については感じなかった。
　一方で煮干が利いていて、やや塩気も強く感じた。



　また、刻みたまねぎはお約束どおりで、海苔とともに、塩気や脂気の緩和に役立っている。なかなか美味しいじゃないか。
　さて、麺に行ってみよう。幅広麺をうたっているだけあり、きしめんに近い幅というべきか。シコシコ感もあり、なかなか食べ応えがある。

　個人的には塩気の緩和を進めるためにも、もうちょい背脂を利かせてほしかったが、今度行ったときに、ご相談してみたい。
　二葉という名前は、どことなく荻窪の正統派ラーメン屋っぽい感じもするが、見事に燕三条系の美味しいお店であった。

　ちなみに、このお店開店して５周年になるという。今まで知らなかったのが、残念だったが、これからは荻窪での選択肢も増えたかなと。
　ここはお勧めですよ～