粋な皮製巾着はいかが

先日、新聞をぼんやり見ていたら通販の広告が入っていた。小生、この手のものを見るのが好きだ。というのは、アイディア商品だけでなく、ネタもよくあるからだ。

　今日紹介するのもそのひとつだ。皮製の巾着である。和服で歩くにはピッタリくる、っていうか、そのとき用に欲しい気もする。
　ベルトに根付を挟んで持ち運べるほか、手持ちでもOK。 財布、携帯、タバコやライターなどしっかり入る収納力。でも、もっていて邪魔にはならない、ジャストな大きさという。

　この商品は、呉服屋さんの若主人が自分用に使っていたものに目をつけ、「それ、商品にさせてください」と頼み込んで商品化したというからなかなかだ。
　素材には、手触りソフトなレザーを使っていますから、高級感たっぷり。こんな巾着はどこにでもあるわけではないという自信があふれている。


　ここまでなら、冒頭述べているように和服を着る機会も少なくない小生としては、買いたいと思うに違わなかった・・・おそらく。
　だが、その使用例の写真を見てウッと踏みとどまってしまった。右写真のように、根付をさりげなくベルトにさして下げるのも粋というんだが・・・(汗)

　こ・これ・・・粋なんだろうか(苦笑)。この写真のモデルが誰か知りようもないが、なんとなく普通にジーンズ系のパンツをはいているスタッフをモデルにしたのではと・・・
　しかも、これをさすためには、シャツをパンツにインしなくてはならないのだ(苦笑)。もちろん、上にジャケットなど羽織ってはいけない。

　となると、この形で歩ける季節は限られてくるぞ。しかも、どう見てもさりげないとは思えないんだが・・・(爆)
　やはり購入するのをやめようかしらん・・・って、やはり購入するつもりだったのか(汗)

内部は余計なポケットはありません。だから、どこにいれたか探す必要もなし。男の小物入れはこうでなくては。工房の職人が丹念に作った逸品です。
　この台詞にはグッときたんだがなあ・・・