浜新で寿司&日本酒

小生が行きつけのお店というと、串揚げのお店で焼酎をいただくとか、イタリアンのお店でワインをいただく、ないしはビアレストランでビールを・・・というパターンが多いが、日本酒をというと、以前紹介した蔵四季くらいになる。

  

　そんな中、とあるところで待合室にあった雑誌に、千川通り沿いにある「浜新」という寿司屋さんが評判がいいという情報が載っていた。

　場所は以前別の寿司屋が入っていたところで、新しく開店した様子。となれば、ジャーナリストとしてはこれは行くしかないだろう。

 

　早速、予約を取ってお伺いしたが、店内はカウンターと小上りがあるが、広くはない。コースメニューもあったが、事前の予約が必要ということでアラカルトとした。

　まずは生ビールで喉を潤しながら、刺身の盛り合わせをお願いする。三種盛りがこちらだ。ホタテにマグロ、それにハマチだ。

 

　鮮度もよく大変美味しい。そして続いてお願いした舞茸の天ぷらが出てきた。なかなか大振りで食感が思いのほか柔らかく、抜群に美味しかった。

　いやいや、これはなかなかいいお店に巡り合った感じだぞ。ということで、日本酒をお願いすることにした。

 

　地酒は店主のお好みで何種類かあるようだが、その日によって揃っている銘柄が違う様子。見ていると静岡の地酒があったのでお願いしたところ、ご主人が「静岡のこのお酒を選ぶとはよくご存じですね」と。

　「実は小生、静岡県人なんです」と申し上げたところ、ご主人も静岡県人だという。

  

　ますます話が盛り上がり、自家製さつま揚げをお願いしたが、これが今まで食べたさつま揚げとはまったく別物でフワフワの食感で、抜群に美味しい。

　さらにあん肝もいただいた。もはや、味をチェックする必要すらないというべきか。興に乗って追加の日本酒、山城屋というのをいただいた。

  

　小生的にはお腹は十分で、もはや酒盗かなにかで〆れば・・・くらいだったが、せっかくなので寿司を食べようという同行者の提案に乗ることにした。

　握りはいろんな種類があったが、せっかくなので特撰という上から二番目のランクにしてみた。トップ写真のこれだ。

 

　結論からいうと、これが大失敗だった。味は久兵衛などにも劣らない素晴らしいもの。ネタといい、シャリといい、抜群というべきだ。

　では何が失敗かというと、そのボリュームだ。というのは、この一人前がメチャクチャ多くて、お酒の席なら二人でいただいてもいいくらいなのだ。

 

　たたずまいから、お寿司の量も少ないと思い、同行者とトップ写真のこれを二つ頼んだため、お腹も一杯になってしまった・・・という。

　〆ていただいたところ、お値段もこの内容からすると決して高いとは言えないレベル。いやあ、これは大満足だぞ。これまでの蔵四季の場合、日本酒の品揃えは抜群だが、食事が限られているため、これからは日本酒ならばこちらかな・・・と。

 

　店内にはお子様連れも見受けられた。お子様向けのメニューもあるようだ。むむ、これはいろんなシーンに使えそうだぞ。

　それにしても、ここへ来てお気に入りのお店がまた増えてきてしまったなあ・・・