アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

吾妻屋のあれこれ

2015-10-21 06:00:04 | 日本秘湯を守る会

吾妻屋は小生の行く秘湯の宿でも指折りのお気に入りの宿であるが、その理由は温泉が抜群なため・・・だけではない。


 といいつつ、トップ写真は家族露天風呂と男女別露天風呂。宿からいったん外に出て行ったところにある。
 三連写真のような石の小道を行く途中にあるが、四阿もあり、湯上りなど休憩もできる。さらに小道を進むと、木陰の下にテーブルもある。

 野天風呂はさらにその先である。10室しかない宿だが、敷地は狭くない。家族プラスわずかなスタッフでやっているため、干渉は少ない。
 タオルや浴衣はフリーで替えられるし、飲み物はセルフで自己申告方式。おまけに食事のときのお酒の持ち込みもフリーという。

 だから車で来られる方は、福島の酒屋でお酒を買って、持ち込んで・・・なんてこともできる。我々は、いつもこちらでハーフボトルのワインをいただくが。
 その料理は、派手さはないが、ご主人と息子さんが丁寧に作ったことが伺えるもの。量も適量で、いい感じがする。


 食事は部屋食か、その日の都合で個室の会場。今回は個室の会場だが、隣の会場で喧嘩騒ぎがあったのが残念だったが・・・まあ宿のせいではない。
 だが、この宿の温泉に並ぶ魅力は女将さんである。この女将さんがいなければ、この宿の魅力は半減するといっても過言ではないだろう


 初めて訪れたお客さんは、こちらの女将さんの、なんとも丁寧かつホスピタリティにあふれた説明と心遣いに驚くだろう。
 食事の時間や、会場などの設定もすべて気がついたら、女将さんにお任せ状態だ。また、今回もささやかな差し入れをお持ちしたところ、食事のお刺身を豪華にしてくれた。

 さらに、チェックアウトのときにも、いつもワインを召し上がっていただいているので・・・と、ワインの飲みかけのときの栓をプレゼントしてくれた。
 こうしたちょっとした対応が、この宿の魅力に大きく影響している。今回初めて、こちらにワンちゃんがいることを知った。

 こちらのワンちゃんも女将さん同様、気配りに満ちたおりこうなワンちゃんのようだった。
 で・・・この内容で、料金が格安となれば・・・また行くことになるわけだ。
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