毎度おなじみ「日本秘湯を守る会」のお宿巡り、今回おじゃましたのは群馬の「たんげ温泉 美郷館」である。
渋川伊香保インターから草津方面に向かい、途中で道が分かれたところを進む。近くに沢渡温泉というのがあるが、そこからさらに山奥に入ったところにある一軒宿だ。
日本秘湯を守る会のお宿巡りを始めた頃に初回訪問、その後インターバルが空いたが、このところよくおじゃましている。
最初に来たのは2004年頃だったかと思われるが、その時は露天風呂はなく、滝を見ながら入れる滝見風呂だけだった記憶がある。
その後増築し、滝のすぐ上にある宝泉の湯という貸切風呂が二か所、月見の湯と瀬音の湯という時間で男女入れ替えになるお風呂ができた。
都合6か所のお風呂があるということで、チェックインもそこそこにまずは宝泉の湯に向かう。二か所とも空いていたので片方(トップ写真)に入っているとすぐ、お隣にも別のお客様が入ってこられた。
温泉は透明でクセのないなめらかなもの。適温で長く入っていられる。
ここから瀬音の湯(上左写真)に展開。群馬の名湯、法師温泉長寿館のそれに似た形のお風呂だ。さらに滝見風呂(上右写真)に入る。文字通り滝を見ながら入れるのが素晴らしい。
一休みしてから夕食前に再度貸切露天に入り、夕食後はもう一か所の貸切露天から月見の湯にはしご。これで5か所制覇だ。
となれば・・・で翌朝は男女入れ替えになった滝見の湯に。こちら(下右写真)が滝見の湯から見た滝だ。
緊急事態宣言の下、お宿も空いているかと思いきや、こちらではかなりお客さまもいらしていて、貸切露天などは外で順番待ちをされている方もいた。
こちらのお宿にいらっしゃる方は基本的に温泉に入りに来る方であり、密な観光地などを訪ねられる方ではないはず。
いつもの人と、密を避けてゆったりとリフレッシュ・・・これは問題ないと、専門家会議の岡部先生もおっしゃっている。
秩父の「かやの家」が小生の隠れ家だとすれば、こちらも隠れ家その2といったところだろうか。
関越自動車道に乗って、2時間ちょいで到着する一軒宿、なかなか素晴らしい。例によって食事等は別稿にて・・・
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