F1ウィークに入った。
残り2戦を残し、佳境に入ったシリーズは、今週末はいよいよ日本グランプリだ。
ホンダ・トヨタ・ブリヂストンにとってはホームグランプリ。
力の入りようは、他のサーキットの比ではないのだよね。
さて、言わずもがなだが、今回の目玉はBARホンダチームの佐藤琢磨だ。
初めてだといってもいいだろう、実力でシートを勝ち取った日本人。
しかも現代F1が忘れた、コースで勝負をするファイターだ。
エンジンがターボ禁止になってからだろうか、レースで抜きつ抜かれつのシーンを見る事は少なくなった。
現代F1で相手を抜くのは、ピットに入っている間がほとんど。
ゴールを迎えないと、順位がどうなっているのかわかりずらい事実もある。
しかし、琢磨は違う。
自分の前を走る車は、抜き去るべし。
この至極単純な行動を、自信を持って行うのだ。
琢磨を支えるファンは日本人だけではない。
ファイターが嫌いなF1ファンがいるだろうか?
喧嘩をしない、いい子ちゃんだらけのサーキットになったのはいつからか。
琢磨はF1を原点に返したと感じている。サーキットで一番早いのは誰か?それを強烈に感じさせるのだ。
彼の走りを、一皮向けて大人しくなると強いレーサーになると言う人たちも多い。
チャンピオンになるって、それほど大事なのか?
記録に残るより、記憶に残れ。
走り抜けろ琢磨!
狙うは表彰台の一番上。
誰が一番早いのか。それを見せ付けてやるのだっ!
台風の接近で、土曜の予選キャンセルが決定した。
日曜午前中に予選、午後からレースの予定だ。
流れに乗ったチームが一気に突き抜ける気がする。
それがBARホンダの琢磨であると信じたい。
普段F1を見ない人、セナ以降F1を離れてしまった人。
今回の鈴鹿F1日本グランプリを見ないと、後悔する事になるかもよ?
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(10月11日追記)
結果は、M・シューマッハーが独走で優勝した。
2位にR・シューマッハー、3位にバトンと続き、期待の佐藤琢磨は4位に終わった。
はっきり言って、物足りない。
普通4位なら文句ないだろうが、最低でも表彰台は堅いと思っていたのだ。
琢磨への期待の大きさから来る落胆だが、この辺りがBARと言う中堅が長いチームのもう一皮向け切れない箇所でもある。
戦略がどうしてもフェラーリに負けていると感じるのだよね。
しかし、来期への希望は大きいぞ。
ゴール後喜ぶBARスタッフの横で、エンジン担当のホンダスタッフは苦虫を噛み潰した顔をしていた。
ホンダにとっては、1位以外は敗戦に近いのだと、久しぶりに実感したシーンだった。
亡き本田宗一郎だったら何と言うか。
ホンダに流れるレース魂は、脈々と受け継がれていると胸が熱くなった。
“俺のエンジンが一番早い”
この日が再び来る日まで、ホンダと琢磨の挑戦は終わらないね。
レースも残すところ後1戦、ブラジルGP!
今年はあっと言う間の1年だったな。
来年に備えて、車作りは直ぐに始まる。
期待してるぞ、琢磨とホンダと・・・それからトヨタ!
残り2戦を残し、佳境に入ったシリーズは、今週末はいよいよ日本グランプリだ。
ホンダ・トヨタ・ブリヂストンにとってはホームグランプリ。
力の入りようは、他のサーキットの比ではないのだよね。
さて、言わずもがなだが、今回の目玉はBARホンダチームの佐藤琢磨だ。
初めてだといってもいいだろう、実力でシートを勝ち取った日本人。
しかも現代F1が忘れた、コースで勝負をするファイターだ。
エンジンがターボ禁止になってからだろうか、レースで抜きつ抜かれつのシーンを見る事は少なくなった。
現代F1で相手を抜くのは、ピットに入っている間がほとんど。
ゴールを迎えないと、順位がどうなっているのかわかりずらい事実もある。
しかし、琢磨は違う。
自分の前を走る車は、抜き去るべし。
この至極単純な行動を、自信を持って行うのだ。
琢磨を支えるファンは日本人だけではない。
ファイターが嫌いなF1ファンがいるだろうか?
喧嘩をしない、いい子ちゃんだらけのサーキットになったのはいつからか。
琢磨はF1を原点に返したと感じている。サーキットで一番早いのは誰か?それを強烈に感じさせるのだ。
彼の走りを、一皮向けて大人しくなると強いレーサーになると言う人たちも多い。
チャンピオンになるって、それほど大事なのか?
記録に残るより、記憶に残れ。
走り抜けろ琢磨!
狙うは表彰台の一番上。
誰が一番早いのか。それを見せ付けてやるのだっ!
台風の接近で、土曜の予選キャンセルが決定した。
日曜午前中に予選、午後からレースの予定だ。
流れに乗ったチームが一気に突き抜ける気がする。
それがBARホンダの琢磨であると信じたい。
普段F1を見ない人、セナ以降F1を離れてしまった人。
今回の鈴鹿F1日本グランプリを見ないと、後悔する事になるかもよ?
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(10月11日追記)
結果は、M・シューマッハーが独走で優勝した。
2位にR・シューマッハー、3位にバトンと続き、期待の佐藤琢磨は4位に終わった。
はっきり言って、物足りない。
普通4位なら文句ないだろうが、最低でも表彰台は堅いと思っていたのだ。
琢磨への期待の大きさから来る落胆だが、この辺りがBARと言う中堅が長いチームのもう一皮向け切れない箇所でもある。
戦略がどうしてもフェラーリに負けていると感じるのだよね。
しかし、来期への希望は大きいぞ。
ゴール後喜ぶBARスタッフの横で、エンジン担当のホンダスタッフは苦虫を噛み潰した顔をしていた。
ホンダにとっては、1位以外は敗戦に近いのだと、久しぶりに実感したシーンだった。
亡き本田宗一郎だったら何と言うか。
ホンダに流れるレース魂は、脈々と受け継がれていると胸が熱くなった。
“俺のエンジンが一番早い”
この日が再び来る日まで、ホンダと琢磨の挑戦は終わらないね。
レースも残すところ後1戦、ブラジルGP!
今年はあっと言う間の1年だったな。
来年に備えて、車作りは直ぐに始まる。
期待してるぞ、琢磨とホンダと・・・それからトヨタ!