どこか遠くでフッチボル

鹿島サポだが裏の顔は日本代表サポ組織「食う軍」の司令。徒然なるままボソボソと。

闘志2割増し。<鹿島3-1横浜FM>久々の快勝だっ!

2004-10-30 | Football
浦和戦でのピッチ乱入事件で、この一週間ニュースを賑わしてしまいました。
処分も発表され、クラブの態度も見せたと感じる。
ちょっと軽い気がするけどね。

さてさて。今日は横浜戦だ。
冷たい雨が降るカシマサッカースタジアムは、観客は2割減のイメージ。
海沿いにあるので、カシマの冬はとても冷たい風が吹くのだ。雨が降ると更に厳しい状況だね。

以前勤めていた会社は鹿島のスポンサー企業の一社。
と言う事もあり、今もサッカー観戦仲間から招待券が手に入る。
今回も貰える感じになったんだけど、仕事で行けそうになかったので断ったのだ。
ただ・・・今日の寒さを見ると、テレビ観戦が正解だったかなと。
軟弱サポですな~。
※もちろん仕事がなければ行っていたでしょう。屋根あるしね。

優勝の可能性が残る横浜を相手にするのは、ダメージ満点の鹿島にはキツイかと予想していましたが、意に反して今日の選手の動きは良かったね~。
名良橋故障後、右サイドに固定されていた内田が、怪我で出場不可と言う事もあり、スクランブル発進でボランチの青木が右に入ったディフェンスライン。
センターでの先発は今日も岩政だ。完全に金古のポジションを奪ってしまったな。
中央はこの寒さでも半袖の大岩(笑)
さすがに寒かったのか、手袋はつけてました。

懸念のフォワードは隆行と深井が先発。
チャンスを物にしたい深井のプレーが気になるのだ。

気になった点が一つ。
今日の主審は岡田さんだった。
Jの審判陣の中では大変優秀な審判だと思うが、鹿島サポにはすこぶる評判が悪い。
いつも鹿島に不利な笛を吹くイメージが固定されているんだよね・・・。
当人も気が付いているはず。それが更に不利に働くのかな(一ファンの独り言)

試合開始直後から、意地と意地がぶつかったような当たりの激しいゲームとなった。
横浜は左サイドのユ・サンチョルが果敢にオーバーラップをしかけてくる。
鹿島の右は、どこかいつも弱気に見える青木。やばいって感じだった。
しかし、この日の鹿島は闘志がいつもの2割り増しぐらいに感じ、ボールへの寄せが早い。
危機的状況を自覚しないと駄目なのかと言いたくもなるが、とにかく気持ちが入ったプレーは見ていてこちらも乗ってくる。
雨降って地固まるだな。先週の事件は、鹿島選手への苦い薬となったのであろう。とても効き目があるね。

先制点は鹿島。
コーナーキックから小笠原が蹴ったボールを岩政が押し込んで先制!
これで彼は2試合連続ゴールだ。
ヘッドの強さと得点力の高さ。更にはマンマークの厳しさ。そして激しい闘志。
大学ナンバーワンDFとして今期加入した選手だが、素晴らしい素質だ。
試合を重ねるごとにプレーも落ち着いてきた。日本代表クラスに成長する可能性が大だ。
要チェックだぞっ!
試合終了間際には、小笠原から鈴木へと渡ったボールを渾身のヘッドゴール!
2-0で前半を折り返した。こんな試合は久しく見ていなかったぞ♪

しかし横浜も後半開始直後に得点。
右を切り裂かれた鹿島に対し、マークがつきながらのダイレクトシュートの坂田。
敵ながら天晴れのゴールだったが、クリアミスをして決定機を演出してしまった新井場には反省をして欲しいな。
攻撃力は一流に感じるが、守備はおまけ程度だな。
守備力が高い鹿島では、尚更目立つ存在になってしまった。
ただ・・・闘志は買ってるよぉ。

とにかく今日の岡田主審も笛を吹きまくっておられた。
イエローが鹿島に出るわ出るわ。
しまいには2枚目のイエローで本山が退場になってしまったよ。
全部で6枚出た。
小笠原、本山、隆行、大岩の4人が次戦出場停止だ。ひゃー!
岡田さんだったので、心の準備は出来ていた。
やっぱり言いたい。岡田さん、あなた鹿島サポ嫌いでしょ・・・。

一人少ない鹿島だが、しっかり守って時折カウンター攻撃。
危ないシーンもあったが、曽ヶ端の好守もあってそれほど不安感なく見ていられた。
試合終了間際には、時間稼ぎをするかと思われた小笠原だったが、FKの狙いは直接!
中田浩二が触ってゴールかと思ったが、記録は直接FKが決まった小笠原のゴールとなりました!
結果3-1で鹿島は連敗脱出。
はぁ~良かった。

まだまだチーム状況が改善したとは言いがたい。
しかし、鹿島の強さを支えてきた闘志が復活してきた感は大変明るい材料なのだ。
鹿島らしい、泥臭い勝ち方。これを支える絶対に負けないと言う気持ち。
これがあれば鹿島は大丈夫。
一つでも上の順位を目指し、残りの試合を全て勝つのだ。

まだ天皇杯がある。
必ずそこに結びつくから。