もとdaregaitsdoco.com

成田 正の楽屋入り口 by STHILA COMMUNICATIONS

なんとなくあれこれ

2011-01-21 22:52:17 | ●Weblog
 年が明けてから趣味以外で聴き続けてきたのは、ジミー・スミスとカーメン・マクレエ。ガッツリとキャリアを積んで鬼籍に入った音楽家のリイシューを解説するのは容易なことではないが、こうして原稿依頼のフックでもなければ、時系列でコツコツ聴いて行くことなどいくら酔っぱらってもやれやしない。ご両人とも、多作家の部類に入るから、主要作品をメモをとりながら聴くと、2週間以上かかった。で、中には20年以上前のメモが残っているものがあって、それと照らし合わせると、いわゆる感想記の骨子がどっと違うのにひっくり返りそうになった。が、一方でこれだから音楽家への評価が振れ幅を広げていくのも、当然の成り行きなのだと。なので、稀代の一大傑作が若者によって語られることも、そそっかしくやられなければ十分にありなんだ、とも。というのは、blogで誤変換をまき散らす輩が多過ぎるせいもある。誰だったか「発送(発想)が豊か」には、僕はそれだけでこの人を信用しない。息の長い連文節をワン・クリックで済ますと、先へ先へと走るしかなくなるのを肝に銘じるべきだ。そこで今、「じょーじべんそん」と入れ変換キーを押すと、昔のように「情事弁損」とかならないわけで。愛用のワープロは「一太郎2009」、FEPも「ATOK2009」。今月の締め切りを抜いたら、最新ヴァージョンに上げるつもりだ。