ユニバーサルが力を込めた「100% Pure LP」のジャズ5タイトル。それを次々と聴いていくところに、注文しておいたあれこれも届いてさあ大変。Pure LP盤は、さすが余計な顔料とかを使わないだけあって、写真(エヴァンス盤)のように半透明超。米CLASSIC RECORDSがやっている「Clarity SV-PⅡ」(ダイアナ盤)とも全然違う顔色だ。音調の方は今のところ、DSDマスターの精細度の高さが、美音効果を押し上げている感じがする。その代わり、通常のアルバム・ジャケットが付かず、アート・ワークを印刷したペラ折り返しに盤を挟んで帯を付けただけなので、取り扱いには厳重注意。そこで先ほど、何年ぶりかに白ジャケ10枚セットをネット注文した。つまり、これを大切にするには、オリジナル盤を愛でるのとまったく同じ手立てが必要になるという、そこに結構士気を突かれて参った。さて、Amazonとヤマトの連係がきちんとしていれば、今日中に『サンケン・コンドズ』の重量盤2枚組LPも届くはず。今週はもう、これだけでいいや、というより、身に余る光栄と言うべきか。