今し方聴いたシダー・ウォルトンの2枚。サム・ジョーンズとビリー・ヒギンズとのトリオによるギグが1974年12月23日、サダオさんが入るのがXマス・イヴの翌24日。共に新宿ピット・インでライヴ収録。そこにいられてやられて身体に残った記憶というやつは、錆びも萎えもせず。サダオさんのはアナログも引っ張り出した。好きな曲はサム・ジョーンズのオリジナル〈ブルース・フォー・エイモス〉。B面の1曲目だ。ピアノのエネルギー感がSACDと全然違う。ウォルトンが凄いのは、次の〈オレオ〉。独創的と言うほかない快演だ。22日の笠井紀美子盤を探さねば。