翡翠庵閑話

野鳥が好きな、閑人の独り言と日常の見聞録。少し遅れてUPする場合が多いですが、内容と日付は、合うようにしています。

アケビコノハ (団地内草叢)

2019年12月02日 | アケビコノハ 他 珍客

 前日の落葉掃きの結果を確かめようと、午前9時ころ集積場所へ行き数を確認していると、傍らの草叢でしきりに羽をバタバタさせているガを発見しました。

 雨が降っている中で飛ぶことはなく、止まったままでしきりに小刻みに羽ばたきをしていました。よくよく見るとアケビコノハのようです。写真に撮って家に帰り電子辞書にある昆虫図鑑で確認してみるとほぼこれと同じ写真が載っていました。

 前肢の姿は枯葉そのものですが、後ろ羽は目玉がぎょろりと別のもののように見えます。今まで羽を閉じて動かない枯葉状態のものばかり見てきましたが、羽を広げた状態のものは初めてです。

 越冬は成虫の状態ですると図鑑には書いてありましたが、これからどこか暖かい安全な場所を探せるかちょっと心配になってきました。